伊豆市新こども園、加殿地区に建設方針 近隣住民に計画説明

伊豆日日版 2017年11月11日

新こども園建設に向け開いた説明会=伊豆市の加殿コミュニティ防災センター
新こども園建設に向け開いた説明会=伊豆市の加殿コミュニティ防災センター

 ■20年4月開園目指す、発達支援センターを併設

 伊豆市は、撤回した新市街地開発事業「文教ガーデンシティ」構想に含まれていた修善寺東こども園建て替えについて、現在地から約150メートル南東にある加殿地区の田んぼを候補地にして新こども園を建設する方針を固めた。近隣住民に対する説明会を開き、同意が得られれば計画を具体化させる。9日夜に加殿地区で開いた説明会では、反対の意見はなかった。12日には本立野公民館で開催。順調に進めば市議会12月定例会に関連予算を上程する。

 担当部局と菊地豊市長が加殿コミュニティ防災センターに出向き、計画を説明した後に質問、意見を聴いた。新こども園建設候補地は約6千平方メートル。公設公営として児童発達支援センターを併設する。定員は現行120人を156人に増員。同支援センターは定員20人を計画している。開園予定は同構想と同じく2020年4月で、「来年の今頃から工事に入れればギリギリ間に合う」と説明した。

 住民からは「地主の許可を得ているのか」「定員156人で足りるのか」といった質問があり、市は「地主は3人で、こども園建設にはおおむね賛成を得ている。まだ予算も決まっていないので、金額提示など具体的な交渉は来年度」「現在の園児数は78人。定員200人、300人にすると予算が変わるので、現実的な数字にした」と答えた。

 さらに「文教ガーデン中止で、住民がやってきたことが無駄になった。いくら候補地を決めても議会の承認を得られるのか」という質問に対し、菊地市長は「こども園建設は議会から進めるように言われている。地域の声を聞いて議会に諮るための説明会」と答えた。「文教ではこども園は8千平方メートルの計画だった。広い園庭を確保した立派なこども園を建ててほしい」という要望もあった。

 修善寺東こども園は建設から40年以上が経過。老朽化に加え、園と駐車場が離れているため父母の送迎が大変といった問題もある。市は新中学校や公園を一体整備する同構想に新こども園建設を盛り込んでいたが、市議会の否決を受けた同構想の白紙撤回により計画が中断していた。市議会は9月定例会で、同園の早期建て替えを求める議員発議の決議と、児童発達支援事業所の早期設置を求める市民グループからの請願を採択した。

 【写説】新こども園建設に向け開いた説明会=伊豆市の加殿コミュニティ防災センター

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