三養荘本館など巡る 文化財を守る見学会―伊豆の国

伊豆日日版 2017年11月10日

土屋さん(右)の説明に耳を傾ける参加者=伊豆の国市墹之上の三養荘
土屋さん(右)の説明に耳を傾ける参加者=伊豆の国市墹之上の三養荘

 ■本格的数寄屋建築に感嘆

 一般財団法人伊豆屋伝八文化振興財団などは9日、伊豆の国市内で「文化財を守る見学会」を開いた。県内から26人が参加し、今年、国の登録有形文化財となった三養荘本館(墹之上)をはじめ、世界文化遺産の韮山反射炉、重要文化財の江川家住宅をバスで巡った。

 三養荘本館は、旧三菱財閥の3代目社長を退いた岩崎久弥の別邸として1929年に完成したとされ、47年から旅館として営業している。京都の材料と職人を使った本格的な数寄屋建築で、参加者は客間や居間、御幸の間などを見学した。

 常葉大造形学部教授の土屋和男さんが案内役を務め、「一つの建物の中でも(三つの部屋は)材料を変え、ちょっとずつ違う造りになっている」「手が込んでいるが、自然であるかのように見せるのが数寄屋(建築)の魅力」などと説明した。

 富士宮市の沖山靖子さん(75)は「三養荘が特に見たくて申し込んだ。ガラスは昔のまま、部屋のデザインもそれぞれ違い素晴らしかった」とうれしそうに話した。

 文化財へ理解を深めるとともに、保存と活用を推進することを目的に毎年県内で開催している。

 【写説】土屋さん(右)の説明に耳を傾ける参加者=伊豆の国市墹之上の三養荘

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