特産タカアシガニで楽器 戸田地域おこし協力隊・北川さん

伊豆日日版 2017年10月07日

タカアシガニの甲羅と脚を使った楽器「タカアシガニリドゥ」を手にする北川さん=沼津市戸田
タカアシガニの甲羅と脚を使った楽器「タカアシガニリドゥ」を手にする北川さん=沼津市戸田

 ■音楽で地域活性化目指す

 沼津市戸田地区の地域おこし協力隊・北川和樹さん(34)=戸田=が、同地区特産のタカアシガニを使った楽器「タカアシガニリドゥ」を制作し、音楽活動を通して、地域活性化に取り組んでいる。現在はさらに大きなサイズのものに挑戦中で、戸田御浜岬公園で11月5日に開かれる「戸田さんさんまつり」で披露する予定だという。

 北川さんは語学留学で滞在していたオーストラリアで、先住民に伝わる金管楽器「ディジュリドゥ」の演奏と制作を学んだ。帰国後にプロとして音楽イベントなどに出演。演奏活動で戸田を訪れた際、住民らの勧めもあって昨年10月から同協力隊を務めている。

 楽器はタカアシガニの甲羅と脚を使い、全長1・3メートルほどの大きさで、ディジュリドゥから考案した。地元飲食店の協力で材料のタカアシガニを提供してもらい、約1週間で仕上げた。北川さんは「太さや硬さ、長さなどの調整に苦労したが、想像以上に良い音がでた」と話す。

 地域のイベントで披露し、動画などを会員制交流サイト(SNS)で発信。イベントでは来場者が驚き、SNSでは「どこでタカアシガニは食べられるのか」などの反響があるという。

 北川さんは「音楽で地域おこしをしたいと思っていた。タカアシガニを使った楽器で、戸田に興味を持ってくれる人が増えたことはうれしい」と喜ぶ。

 現在は3メートル余りの大きなタカアシガニを使った新作を制作中。「大きくて難しいが、インパクトがある楽器になるように努力する」と語った。

 【写説】タカアシガニの甲羅と脚を使った楽器「タカアシガニリドゥ」を手にする北川さん=沼津市戸田

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