詐欺電話、大仁署管内で今年247件 8月末現在前年超え 

伊豆日日版 2017年09月07日

 ■遮断装置など対策進める

 大仁署管内で振り込め詐欺や特殊詐欺とみられる電話が多発している。今年8月末までの認知件数は247件(暫定値)で、昨年全体の201件を超えた。昨年同時期は135件で、増加率は約83・0%となっている。同署はハード、ソフト両面から対策を進めるとともに、注意喚起を続けている。

 8月31日、伊豆市で警察官をかたった詐欺とみられる電話が多発した。午前9時半~10時35分に13件あり、その後の通報や発生により、同日のみで28件にのぼった。8月末現在の認知件数は伊豆地区の各署(三島、熱海、伊東、下田)で最も多い。

 ハード面の対策として、迷惑電話番号を遮断できる装置や、会話を録音する機能がある。県警は今年から「しずおか関所作戦」として、装置の普及に向けた取り組みを始めた。6日の伊豆の国市議会一般質問でも古屋鋭治氏が遮断装置の普及促進を求めた。

 同署では4~7月に、固定電話の着信に反応して詐欺への注意を呼び掛ける詐欺電話注意喚起人形(通称・あんしんみーちゃん)を高齢者宅に設置する実験を行った。アンケートを取ったところ、約6割から「人形があるだけで詐欺への注意につながる」といった肯定的な回答があったという。

 ソフト面では、新たに市民による「振り込め詐欺撲滅指導員」を導入する。講習を受けた市民が詐欺防止の啓発に当たる。今月中に伊豆、伊豆の国両市の31人に委嘱するという。

 同署管内では詐欺電話の件数は増えているが、8月末現在の被害件数は9件(前年同時期比1件減)にとどまっている。生活安全課の船越勇彦課長は「意識改革が進んでいるとも取れる。警察でも『違和感を感じれば十中八九詐欺』『お金の話が出たら100%詐欺』の2点を強調している」と述べた。

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