「観光、生産者のつなぎ役に」 6次産業化ネット東部が推進会議

伊豆日日版 2017年09月05日

伊豆市観光協会の取り組みなどを紹介する藤原さん(中央)=沼津市の県東部総合庁舎別棟
伊豆市観光協会の取り組みなどを紹介する藤原さん(中央)=沼津市の県東部総合庁舎別棟

 ■伊豆市の藤原さん講演

 県東部農林事務所管内の市町と農協、漁協、商工関係団体、金融機関など43団体で構成する6次産業化ネットワーク東部は4日、本年度推進会議を沼津市の県東部総合庁舎別棟で開いた。地域ぐるみの取り組みを推進するための考え方や事例を紹介するとともに、外部講師を招いて観光から見た農業や6次産業化について話を聞いた。

 伊豆市観光協会事務局長の藤原正美さんが講演した。藤原さんは同協会と市、商工会、JA伊豆の国で組織した同市産業振興協議会が取り組むDMO(観光地域づくり組織)の目的について「観光客が食べたくなる、来たくなる、体験したくなる付加価値をつくることを定義にしたけれど、すぐにはできない。生産者が相談に来た時のつなぎ役になれれば」と持論を述べた。

 修善寺温泉の旅館で宿泊客に「わさび飯」を提供するキャンペーンについては、使用するワサビの総量と品質を把握できたことで実現したことを説明。一部生産者の協力で、収穫体験を旅行商品化したことも紹介した。

 地域ぐるみの取り組みについては同事務所が説明した。連携のポイントとしては「農林漁業者は原料供給だけ、製造業者は商品製造だけという関係は駄目。一つの連携体として事業を進める」「意識の差が失敗要因になる。共同で事業計画を作り、具体的なゴール・目標や思いを共有する」「お互いの強みを発揮し合い、不得意分野を補い合う」などと解説した。

 成功事例として、広島県世羅町の取り組みも紹介した。

 【写説】伊豆市観光協会の取り組みなどを紹介する藤原さん(中央)=沼津市の県東部総合庁舎別棟

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