善意のタオル、被災地へ 九州豪雨災害でデイサービスにらやま

伊豆日日版 2017年07月13日

善意で寄せられた大量の新品タオル=伊豆の国市の韮山福祉・保健センター
善意で寄せられた大量の新品タオル=伊豆の国市の韮山福祉・保健センター

 ■「狩野川台風思い出した」

 伊豆の国市のデイサービスセンターにらやま(板垣徹施設長)は、九州北部を襲った豪雨の被災地支援のため、県ボランティア協会を通じて新品のタオルを送る。第1便は12日夜に発送。板垣さんは「利用者の中に狩野川台風を思い出している人もいる。認知症の人も明確に記憶を口にしたりする」と、人ごとではないという思いを語る。

 水害に遭った家の中の片付けや、健康面で必要ではないかと考え寄贈を決めた。10日から市デイサービス連絡協議会(18事業所)や職員、利用者、ボランティアから募った結果、3日間で約30キロが集まった。

 テレビや新聞で被災地の様子を目の当たりにし、1958年の狩野川台風を思い出す人も少なくないという。38歳のころに被害に遭った利用者の男性(97)は「当時は千歳橋だけ無事で他の橋は全部流された。『助けてくれ』という声がよく聞こえたが、立ちつくすことしかできなかった。それでも狩野川台風は一晩で終わったが、九州の豪雨は長く続いて気の毒だ」と被災地を気遣った。

 次回は15日に発送予定で、現在タオルの募集を続けている。板垣さんは「困ったときはお互いさま。これからも現地から必要な物の要請があれば協力したい」と話した。

 タオルの寄付は14日午後5時まで受け付けている。問い合わせは同センター〈電055(949)9216〉へ。

 【写説】善意で寄せられた大量の新品タオル=伊豆の国市の韮山福祉・保健センター

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