野菜育て工賃向上を 障害者事業所が道の駅で対面販売―伊豆の国 

伊豆日日版 2017年07月07日

次々と売れる利用者たちのつくったトウモロコシ=伊豆の国市の道の駅「伊豆のへそ」
次々と売れる利用者たちのつくったトウモロコシ=伊豆の国市の道の駅「伊豆のへそ」

 ■もくせい苑とゆめワーク 福祉村でトウモロコシ試験栽培

 伊豆の国市は障害者の就労継続支援B型事業所「もくせい苑」と「田方・ゆめワーク」の活動推進のため、農業を組み合わせた事業を行っている。両事業所がある田京の田方福祉村で野菜を育ててもらい、販売することで利用者の工賃向上を目指す。6日、もくせい苑で育てたトウモロコシを初めて道の駅「伊豆のへそ」で販売した。

 福祉村にある畑(約2300平方メートル)の一角に、3月に種を植えた。試験的に600本を栽培。同日朝に利用者らが97本収穫し、袋詰めして初出荷した。

 道の駅では利用者らがテントで対面販売した。「いらっしゃいませ」「おいしいですよ」などと声を掛けた。値段は特級(44本)と1級(33本)が180円、Mサイズ(20本)が160円。約30分で完売した。収益は工賃に反映される。今後は農産物直売所「大仁まごころ市場」に置く。

 もくせい苑は知的障害や肢体不自由な人が利用しており、定員は30人。ゆめワークは主に精神障害者が通っており、福祉村の畑の一角で枝豆の栽培に取り組んでいる。枝豆も販売につなげたい考え。

 福祉村で農場支援員を務める土屋忠宥さん(70)は「農業の過程で就労の喜びを知り、家に帰って家族と楽しさを享受してくれるといい。今回うまくいけば、来年は作付け面積を増やしたい」と語った。

 【写説】次々と売れる利用者たちのつくったトウモロコシ=伊豆の国市の道の駅「伊豆のへそ」

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