サイクリング“聖地”目指し整備 五輪までに伊豆地域で県

伊豆日日版 2017年05月10日

県が整備を進めている矢羽根型路面表示=沼津市の県道沼津土肥線
県が整備を進めている矢羽根型路面表示=沼津市の県道沼津土肥線

 ■走行位置示す矢羽根型路面表示

 2020年東京五輪で伊豆市が自転車競技会場になることを契機に「サイクリングの“聖地”」を目指している県は、伊豆地域で自転車の走行位置を示す「矢羽根型路面表示」の整備に取り組んでいる。ドライバーに注意喚起し、快適なサイクリング環境を創出する事業。伊豆地域を周回、横断、縦断する主要ルートを対象に、五輪開催の20年までに順次推進する。

 国や県、県警、美しい伊豆創造センターなどで構成する「伊豆地域自転車走行空間に関する勉強会」で整備方針を検討。伊豆地区は狭い道路が多く、自転車道や専用通行帯の整備が難しいことから、矢羽根型路面表示の設置を決めた。専門家からも意見を聞いた。

 前年度は県道沼津土肥線のうち、沼津市の口野交差点―大瀬崎間の約9キロに設置した。工事費は約2500万円。本年度は事業費1億円を予算計上した。施工する道路は今後決める。効果検証も行い、表示の設置間隔などを再検討する。

 表示は長さ90センチ、幅45センチ。国立公園内にあるため、景観と合うように青色系にした。基本的には40メートル間隔で設置し、急カーブなどは間隔を狭める。県道路整備課は「安全なサイクリング環境を整え、多くの人に伊豆を訪れてほしい」と話す。

 【写説】県が整備を進めている矢羽根型路面表示=沼津市の県道沼津土肥線

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