有害鳥獣対策を再確認 伊豆地域被害対策協

伊豆日日版 2017年03月18日

シカ、イノシシの被害対策について講演を聞く参加者=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
シカ、イノシシの被害対策について講演を聞く参加者=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 ■「地域ぐるみで捕獲を」

 伊豆地域有害鳥獣被害対策連絡会は17日、研修会と意見交換会を伊豆市の修善寺生きいきプラザで開いた。伊豆地区12市町の行政、JA、猟友会、出荷組合、農林事務所などの関係者約90人が出席。シカやイノシシなどによる被害が各地で拡大する中、「柵」と「捕獲」を両輪にして、地域ぐるみで対策を講じる重要性を再確認した。

 野生鳥獣対策連携センターの阿部豪さんが「シカ・イノシシの被害対策と捕獲について―被害対策における人材の育成と体制の確保」をテーマに講演した。阿部さんは「守りたい土地に動物を入れないための柵の設置と、加害動物の数を減らすための効果的な捕獲を同時に行うことが大切。今までは柵は地域の人、捕獲は猟友会という考え方だったが、分けて行っている場合ではない。一体となって取り組むことが大切」と強調した。

 具体的には、猟友会などの捕獲従事者を、地域の人たちが捕獲補助者として支援する態勢づくりを提唱。補助者が見回りや餌付けを行ったり、情報を共有したりすることで、捕獲効率がアップすることを説明した。

 被害対策を普及させるための手順としては「課題を明確化する」「普及プランを作成する」「普及体制を整備する」「事業効果を検証してフィードバックする」の4段階の必要性を説いた。「ある地域で成功した事例が、他でも効果があるとは限らない。地域の課題に合った対策を講じなければならない」と話した。

 【写説】シカ、イノシシの被害対策について講演を聞く参加者=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

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