“黄金のいで湯とびわの郷”伊豆西海岸「土肥」で足湯も手湯も♪ゆったり散歩してみました。 【伊豆市】

2017年11月02日

 富士山が雪化粧をはじめた10月下旬、伊豆西海岸にある土肥町の海と空は一つとなって、どこまでも青く広がっていました。

 西海岸最古で最大の温泉地である同町の歴史は、佐渡金山に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山「土肥金山」の開発と共に始まり、岩間からコンコンと湧き出る温泉は、人々を癒やしてきました。

 現在8本の源泉から、毎日約600万リットルの温泉が湧き出し、すべて土肥町管理のもと、旅館、ホテル、民宿に分配しています。
 全国各地の温泉を気軽に楽しむといえば「足湯と手湯」。その例にもれず、土肥にも昔なつかしい温泉の櫓(やぐら)をイメージした、足湯も手湯も楽しめる「黄金の湯」があります。

 足湯はちょうど良い温かさ。成分表をふむふむと読み、子どものかわいらしい小さな足を眺めながら風を感じ、隣の方と「どちらから?」なんて会話を楽しむのも旅ならでは。

 季節ごと、さまざまなイベントが開催される会場でもある海辺の松原公園には、1992(平成4)年3月ギネスブックに公認された、直径31メートルの「世界一の花時計」があります。

 展望デッキから見るもよし、文字盤の周囲は健康歩道になっているので、裸足になって健康チェックしながら、時計の針と一緒に回ってみるのもよし。
 「イテテッ!」と意外な箇所に痛みが走ったり、案外平気だったり、いい刺激をもらえます。

 土肥の海を見つめるように建つ若山牧水(1885-1928)の像。
 同氏は、浪漫的な作風の自然派主義歌人として人気を博し、風光明媚(めいび)な土肥の自然、温泉、人情を好み、1918(大正7)年以来延べ100泊、150余の歌を詠いました。

 伊豆の西海岸は夕日が美しいことでも知られ、空と駿河湾が黄金色に染まる輝きは、牧水さんの心をどれだけ癒やしていたことでしょう。
 時代は違えど、土肥の優しい景色に、ゆっくりと時間が流れたような気がしました。

 「黄金の湯」隣、地場産品を販売する「特産市ありがとう」もオススメです。愛情たっぷりの野菜は売り切れ必至なので、午前中にどうぞ。(野)

◆問い合わせ/0558-98-1212<伊豆市観光協会・土肥支部>

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