港町の食事処で人気!ふっくらサクサクのミックスフライ <魚料理・民芸茶房>【松崎町】

2016年08月15日

 伊豆半島の南、昔ながらの風景が残る松崎港に食事処「民芸茶房」がある。クチコミや地元でも人気の食事処で、今いちばんの評判は海鮮ミックスフライ。首都圏などからも“これを食べたくて”訪れるというリピーターも多いという。

 伊豆の海を知りつくした料理長・植松英昭さんが、松崎港や下田漁港、沼津漁港で水揚げされた魚を厳選して、その日の旬な魚たちを提供する。
 アジやタチウオ、イカ、エビなど4点盛りのミックスフライは、身の厚さもさることながら、揚げたての魚がサクッ!フワッ!と口の中で踊る感覚。素材の新鮮さを存分に味わえる。
 サクサクに揚げる秘訣を料理長に聞くと、「特別なことはないよ。新鮮な素材と、注文が入ってから仕込み、溶き玉子は付けすぎないこと」。特別じゃないようで特別な、おいしいものを提供することが当たり前という心意気が、おいしさを高めているのだろう。

 そのほかにも、昼に人気なのは「美味しいランチ」。その日おすすめの地魚の刺し身盛り合わせと炭火焼きの干物、小鉢数種がついて1620円。

 同店で提供される食事は、敷地内からくみ上げた湧き水を使い、名物「キンメダイの干物」は、松崎の太陽をたっぷり浴びた天日干しで丁寧に仕上げるため、5日前までの予約が必要だ。

 現在「魚料理・民芸茶房」「豊崎ホテル」「自家製ひもの直売店」が並ぶ場所は、1912(大正元)年に旅館からスタートした。93(平成5)年に改築し、「源泉かけ流し露天風呂」を増設。松崎港と緑深い山々を望み、鳥のさえずりも聴こえてくる露天風呂は、また格別だ。
 1泊朝食付きで7020円~とリーズナブルに宿泊でき、この風呂と民芸茶房でいただく朝食が楽しみで、何度も訪れる人が多いそう。
 民芸茶房を70(昭和45)年ごろにオープンした当初は、海辺の小屋のような造りだったが、90(平成2)年に改築し、現在に至っている。店内には駿河湾の多種多様な魚たちのはく製や水彩画などが飾られ、向かいにある豊崎ホテルには「魚ギャラリー」も設置し、子どもたちにも人気だ。

 民芸茶房を運営する豊崎旅館三代目社長・豊崎一雄さんは、「松崎の海や山など、風土が好きと言っていただけるお客さまに、心に残るようなおいしい魚を提供したい。その一心です」と謙虚に話す。

 おいしいものを提供しているという自信が笑顔にも表れ、テキパキと仕切る従業員のみなさん。

 町内には、なまこ壁の建物や史跡が点在し、明治の風情を色濃く残す港町・松崎。旅先に、お気に入りの店が一つ増えるうれしさと、今度は1泊して、しみじみ楽しみたいと感じさせてくれた。(T)

◆豊崎ホテル直営・魚料理・民芸茶房
◆静岡県松崎町松崎495-7
◆電話番号/0558-42-0773
◆営業時間/午前7時半~午後3時・午後5時~8時半(ラストオーダー・午後7時半)
◆不定休

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