三嶋大社の茶屋でいただく縁起餅“名物・福太郎餅” <大社のよりどころ>【三島市】

2014年11月12日

福太郎餅とぬまづ茶のセット
福太郎餅とぬまづ茶のセット

 三嶋大社の縁起餅として知られる「福太郎餅」。生命力を宿すという餅と、邪気を払うとされるヨモギを使用した縁起物。カルシウム含有量や滋養に富むことでも知られるヨモギを含んだ草餅を、烏帽子の形にした甘さ控えめのこしあんで包み、一口でも食べられる丁度良い大きさになっている。餅米や小豆は厳選され、無添加。

 今年の夏リニューアルオープンした境内の「大社のよりどころ」内にある茶屋では、福太郎餅2個と、沼津市愛鷹(あしたか)山麓で作られた「ぬまづ茶」が付いて200円で味わえる。持ち帰り用12個入り(950円)に封入されたリーフレットには、東海道五十三次や江戸名所百景などで知られる浮世絵師・安藤広重(歌川広重)が描いた「お田打ち」の絵が表紙となっていて興味深い。ほかにも、店内には富士山グッズや地ビールなどの土産物が並ぶ。

 福太郎餅の名は、三嶋大社で毎年1月7日に行われる静岡県無形民俗文化財「お田打ち神事」に由来する。その神事の起源は平安時代とされ、黒いお面をつけた福太郎たちが苗代所の選定から種まき、鳥追いまでの稲作行事を狂言風に描いている。その神事における役割と名前から、福を授けるものとして「福の種まく福太郎」と呼ばれ、広く親しまれるようになった。

 五穀豊穣、商売繁盛祈願に訪れる人が絶えない三嶋大社は、かつて源頼朝も深く崇敬し、初詣では毎年静岡県一の人出でにぎわう名社の一つ。大社の鳥居をくぐると、鳥たちが羽を休める池や、春にはミシマザクラやソメイヨシノなどが境内を彩り、秋には天然記念物のキンモクセイの香りで包まれ、散歩など憩いの場としても人気のスポット。(T)

◆福太郎本舗

◆静岡県三島市大宮町2−1−5

◆営業時間/午前8時~午後5時

◆定休日/無し

◆電話番号/055−975−0172

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