日本で唯一のACA公認インストラクター・長桶純至 <KAI’TOシーカヤックスクール>【下田市】

2014年08月26日

長桶純至さん
長桶純至さん

 下田市に数ある海水浴場の中でも穏やかな入江で、青い海と白い砂がまぶしい外浦海岸に、2001年に設立された「KAI’TOシーカヤックスクール」。創業者である長桶純至さんは、日本で唯一のACA(アメリカンカヌー協会)公認インストラクターであり、2005年サーフカヤック世界選手権、2008年ワールドカップに日本人として初出場するほどの実力の持ち主だ。

 かつて外資系企業に勤め、海外を渡りあるいた際、欧米人の遊びに向かう真剣な姿勢や法整備、何より自然を心から楽しむ術を知っていることに驚いた。スキューバダイビングやスキー、ウィンドサーフィンも経験したが、カヤックの歴史や技術を米国、カナダなどで学ぶうち、その歴史の深さに魅了されたという。

 カヤックは、漁などで使用されるなど、生き抜くためには欠かせない道具だった頃からの長い歴史がある。「形や用途は変われど、先人たちと同じ道具を通して、自然と戯れることができる素晴らしさがある」。深く知れば知るほど虜(とりこ)になった。

■大自然の素晴らしさを体感してほしい

 外浦海岸からカヤックを漕ぎだすと、伊豆大島、利島、新島などの伊豆諸島を望み、自然が創り出した岩肌、そして青く澄みわたった大海原が広がる。

 「大自然がフィールド。テレビや写真だけでは伝えきれない感動を体感してほしい。きっと、人生観も変わる。海のすばらしさをひとりでも多く知ってほしい」と。

■信頼できるガイドの元で楽しんで 

 東京生まれ、神奈川県逗子市にもシーカヤックスクールを主宰し、現在は東伊豆町奈良本(熱川)に居を構え、下田市を中心に活動している。「伊豆は温暖で、海も山も川も緑もある素晴らしい環境。この大自然をもっと楽しんでほしい。安全に楽しむためにもサポートできれば」と話す。

 海、川、山を楽しむためには「自分の限界を知る」ことだそう。海上環境保全推進員、海上保安協力員としても活躍し、2003年には、強風の外浦海岸で遭難したウィンドサーファーを救助し、下田海上保安部から表彰された。

 海の厳しさや、素晴らしさを幾多も経験し、謙虚ながらも長桶さんの言葉から伝わる自信が、初心者にとって信頼と安心にかわり、心おきなく安全にカヤックを楽しむことができる。

■天職

 取材を通して、長桶さんの「自然を大切にしながら、心から楽しんでほしい」という気持ちがひしひしと伝わった。こうした思いがKAI’TOシーカヤックスクールを生み、長桶さんにとっての天職にもなったのだろう。

■ツアー開催中

 KAI’TOでは、春から秋にかけてシーカヤック&シュノーケリングを楽しめるツアーを開催中。安全性を第一に考え、カヤックはすべて同じデザインのものを使用、2人から団体20人までの初心者を対象に行っている。

 回遊コースでは、大海原を泳ぐウミガメに遭遇することも度々あるという。水温が高く、穏やかな夏を感じられる9~10月は、絶好のカヤック日和。下田外浦の素晴らしい自然を、ぜひ長桶さんのもとで楽しんでみてほしい。(T)

◆KAI’TOシーカヤックスクール

◆創業者:長桶純至(Nagaoke Toshiyuki)

・ACA(アメリカンカヌー協会)公認インストラクター

・海上環境保全推進員、海上保安協力員

・逗子シーカヤックスクール校長

・2005年サーフカヤック世界選手権(コスタリカ)日本人初参戦GMショート6位

・2008年ワールドカップ(米カルフォルニア)日本人初参戦マスターズ13位

◆所在地/静岡県下田市柿崎788(外浦海岸)

◆電話/050−3786−6779

◆ツアー開催場所/外浦海岸(下田市)

◆開催時間/ツアー約2時間。午前の部9時半から受け付け、午後の部1時から受け付け。

◆料金/大人6700円・小学生(半額)3300円

※マスク、シュノーケルセット(レンタル)500円

◆英語対応可。

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