でぃす・いず・いいとこ♪写真で伊豆を活性化!<地元写真愛好家・初夏の伊豆撮影会>【下田市】

2014年05月29日

真剣にファインダーを覗く参加者たち
真剣にファインダーを覗く参加者たち

 写真雑誌の発行などを行うシー・エム・エス(東京都)と伊豆急、東急が共同で取り組む「でぃす・いず・いいとこ」プロジェクト。展示会、電車内写真展などを通じて、プロの写真家の目で見た伊豆の魅力をこれまで全国に発信してきた。これからは地元の人たちと一緒に"伊豆をより多くの観光客が訪れる場所にする"というコンセプトのもと、今回初の地元写真愛好家による伊豆撮影会が下田市で開かれた。

 下田市の他、伊豆各地から集まった参加者たちは、最初にプロ写真家のむらいさちさんによる撮影レクチャーを受講。むらいさんは「写真は、自分の色を出すことが大事。日ごろ、見慣れた風景を撮るのは難しい」と話しながら、事前に撮った下田の風景を例に撮影のヒントなどをアドバイスした。

 「写真上達のこつは、まず人の真似をすること。徐々に自分らしさをアレンジしていく。見る人の多くは、下田を知らない人なので、下田らしさプラスアルファを加えることが大事。"見る人の気持ちが動く"写真が良い写真となる。まずは構図を決め、シンプルに気持ちよく切り取ってみる」。また「自分の撮った写真を見るくせをつけること」、「どうやったら、伝わるのだろうか?と客観的な気持ちで撮ること」の大切さを話した。レクチャー終了後、参加者たちは、了仙寺、ペリーロードなど、思い思いの場所に散らばり撮影開始。

 初夏ということで、了仙寺のアメリカジャスミンが、まさに見頃。甘い香り漂う中、むらいさんのアドバイス通り、立ったり、座ったり、寝転んだりと、目線の位置や、ピント調整など、さまざまな工夫をこらし、次々とシャッターを押していく参加者たち。

 伊東から参加し、貸し出された一眼レフカメラを使用し、撮影した女性は「下田は何回も来ているが、了仙寺に来たのは初めて。とても新鮮な感じがした。下田の街は絵になるところが多いと思う。電車の回数券を買いました」と話し、「一眼レフカメラは初体験。さっそく欲しくなった」と笑顔を見せた。

 むらいさんも「下田は撮影などで訪れる機会は多いが、地元の人たちとまわれて、今日は本当に楽しかった。見慣れた景色の撮影ということで、心配したが、参加者がすごく真剣で驚いた。新発見の手伝いができて良かった」と話した。

 最後に、参加者一人一人のベストショットを選び、スライドに映し、むらいさんが講評して終了。作品は、無料写真雑誌「Have a nice PHOTO!」や伊豆急沿線での展示を予定している。

 カメラの祖・下岡蓮杖(れんじょう)の生まれた町、下田。下田で配布されるフリーペーパーの写真のクオリティーの高さに毎回、感心していた。今回の撮影会をきっかけにますます下田の写真愛好家は腕を上げることだろう。

 この写真を撮った人に会いたい・・・。そう思う人も現れるに違いない。伊豆の人と観光客との新たな結びつきが生まれる予感がした。

 「伊豆に来てほしい。伊豆を知ってほしい」と願い、地元の人が撮った写真は、どんなプロ写真家もかなわないベストショットとなるはず。(M)

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