あこがれの田舎暮らし・・・移住した先輩たちの暮らしぶりを見学!<みなみいず暮らしセミナー>【南伊豆町】

2014年05月07日

先輩移住者の話を熱心にきく参加者たち
先輩移住者の話を熱心にきく参加者たち

 「田舎で暮らしたい」都会人と、「人口流出に歯止めをかけたい」南伊豆町。よりよい、移住ライフを送るために、必要なものは何か?

 先輩移住者の生の声を聞くことができると好評の<みなみいず暮らしセミナー>が今年も4月に行われた。参加者は、東京が一番多く、他に神奈川、群馬、山梨、静岡など。近いところでは、東伊豆町大川からの参加もあった。

 弓ケ浜海岸にほど近いペンション弓ケ浜に集合した一行は、NPO法人・伊豆未来塾理事長の石川憲一さんのあいさつ、お互いの自己紹介の後、期待を胸にマイクロバスに次々と、乗り込んだ。いざ、出発。

●腰痛も、薪割りのおかげで治った?

 最初の目的地は、天神地区で、毎週土曜日だけ開く「薪窯・野生酵母パン"森への入り口"」。8年前に移住し、2年かかって木を伐採して、整備を進め、店のオープンは6年前だという。

 「ここを選んだ理由は、森で暮らしたいと思ったからです。ここは山の中なんですけど、海も近いし。以前は腰痛持ちだったんですが、こちらへ移住して、薪割りをやるようになったら、自然と腰痛が治りました」とオーナー。

 奥さんも「店は週に1日だけですが、毎日が忙しいです。せっかくここに住むんだから、季節を取り入れた生活をしたいと思って。その季節にしか、できないことを大切にして暮らすと、365日、かなり忙しいですね」と話す。

 参加者からの質問はやはり水道についての質問が集中。こちらでは、6軒で共同井戸を使い、下水はなく、浸透式。

 地元の人でもあまり手に入らない"森への入り口"のパンを買い、参加者もにこにこ顔だった。

●移住者には寛容な土地柄・・・

 次に伊浜地区にある「小さな宿&レストラン"しいの木やま"」へ。2000年に移住し、14年目を迎えた。元々、観光業に従事していたオーナー。「地元と観光をうまくつなげ、街の活性化に役立てたらいいな」と、脱サラして宿を始めたという。

 「物件選びは、注意が必要です。安いけど、水道がないとか、道路がない物件もありますね。畑はいいけど、家は建てられないとか、いろいろあります。まずは、近くに住んでいる人に情報をもらうことが大切です」とアドバイス。こちらも水道はなく、井戸水を使用しているという。

 「伊豆半島の先っぽにある南伊豆は、昔は海上交通がメーンだったので、外から来る人には寛容ですね。人が開放的なんです」と、南伊豆の良さもアピール。

 「年間、どのくらいの来客があるのか?ひまな時はどうするのか?」などと突っ込んだ質問も出たり、たいへん盛り上がった。

●即決で、移住を決めました・・・

 3軒目は、青市地区の若い夫婦の家。以前の<みなみいず暮らしセミナー>に参加後、即決で移住を決めたそう。農業で生計を立てている。

 「この家は賃貸です。一目で気に入りました」。家の造りは、どこか懐かしい昭和の風景を思わせる。希望者には、掘りたてのタケノコが配られ、記念写真タイム。

●スタッフも移住者・・・

 今回のセミナーを主催した「南伊豆町地域おこし協力隊」のスタッフ・田中洋介さん、松原淑美さんも、実は、移住者。バスの中では、参加者から、二人に質問が集中した。

 「一口に南伊豆町といっても、それぞれの地域により、特徴が異なります。どの地域が自分に合っているのか?まずは、賃貸で暮らしてみることをおすすめします」と、失敗しないコツをアドバイス。

 夕食は、バーベキューで南伊豆町の海の幸、山の幸を堪能し、参加者、スタッフ共に楽しく交流した。

 伊豆の最南端・南伊豆町。抜けるような青空、美しい海、手つかずの自然残る山々、そして何と言っても温かい人柄。交通の便、学校の問題、さまざまな課題はあるだろうが、人口増がひとつの解決の手段になるのではないか?今回の参加者から、たくさんの移住者がでて、将来、先輩移住者として、このセミナーに参加してくれることを願う。(M)

 ※同セミナーについての問い合わせは、南伊豆町企画調整課(0558−62−6288)

おでかけガイドトップへ 伊東 熱海 伊豆高原 河津 下田 南伊豆 松崎 修善寺 天城 西伊豆 土肥 函南 三島 伊豆の国 東伊豆 沼津 戸田 アクセスガイド・クルマ編へ アクセスガイド・電車編 伊豆の天気予報
イズハピ動画