農作業で世代超え交流 伊東市生涯学習合同講座

伊東版 2019年06月10日

いでゆ大学受講生のアドバイスを受けながらサツマイモのつるを挿す小学生=荻
いでゆ大学受講生のアドバイスを受けながらサツマイモのつるを挿す小学生=荻

 ■NPO郷組が提案 児童とシニア層 65人が芋のつる挿し

 伊東市の二つの生涯学習講座の受講者、「ふるさと学級」の小学生と「いでゆ大学」のシニア層が8日、荻の畑で一緒にサツマイモのつる挿しを行った。世代を超えた交流を目的にした初めての企画。子どもたちはおじいさん、おばあさんに教えられながら楽しそうに作業を進めた。

 農業体験を通じた地域活性化に取り組むNPO法人郷組(土屋誠士理事長)が、荻に開設する市民農園に空きが出たことから、市生涯学習課に活用を提案したことがきっかけになった。同課は、二つの講座の受講生が協力して農作業に取り組むことでつながりを深めてほしいと願い、合同講座の開催を決めた。

 同NPOが約300平方メートルの畑とサツマイモの苗400本を無償で提供した。ふるさと教室の40人といでゆ大学の25人が参加。4、5人で1グループを作り、1本の畝に12本のつるを挿した。小学生は、大先輩たちのアドバイスを受けながら、丁寧に作業を進めた。

 いでゆ大学受講生の稲田脩治さん(75)は「近所に子どもたちが少なく普段は触れ合う機会がないので、楽しみにしていた。作業しながらだと、会話も弾む」とうれしそうに話した。

 同市は11月に再び合同で芋掘りを行う。採れたサツマイモの大きさを競ったり、全員で焼き芋を味わったりすることを計画しているという。

 【写説】いでゆ大学受講生のアドバイスを受けながらサツマイモのつるを挿す小学生=伊東市荻

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