不審者バス侵入想定、車内での対処確認 川崎殺傷事件受け伊東署 

伊東版 2019年06月05日

バスの車内で刃物を持って運転手(手前)に向かっていく犯人役の伊東署員=荻の伊豆東海バス伊東事業所
バスの車内で刃物を持って運転手(手前)に向かっていく犯人役の伊東署員=荻の伊豆東海バス伊東事業所

 川崎市でスクールバス待ちの児童ら19人が刃物で切られて死傷した事件を受け、伊東署は4日、伊東市荻の伊豆東海バス伊東事業所で不審者対応訓練を実施した。署員、事業所職員、伊東地区防犯協会防犯指導員、市職員の約20人が参加、児童ら多くの市民が利用するバスの車内に刃物を持って侵入してきた犯人への対処法を確認した。

 刃物で切り付けられた人がバスの車内に逃げ込み、追ってきた犯人が車内に侵入した−との想定で行った。犯人役は伊東署員が務め、運転手は犯人に「落ち着いてください」と声を掛け、バスの正面や側面に「緊急事態発生」「警察に通報を」の電光掲示が流れるようにした。駆け付けた警察官が車内で犯人を制圧し、乗客を車外へと避難させた。

 同署は「車内に入られると対応が難しい。その前に対応を」とし、講評でも「閉鎖された空間での対応の難しさを感じ取ったと思う。取るべき動作をいま一度確認してほしい」と呼び掛けた。訓練で犯人と向き合った運転手の佐藤明さん(44)は「乗客の安全を第一に対応したが、今回は訓練。実際の場面で冷静になれるよう、訓練やイメージトレーニングを重ねていきたい」と話した。

 【写説】バスの車内で刃物を持って運転手(手前)に向かっていく犯人役の伊東署員=伊東市荻の伊豆東海バス伊東事業所

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