伊東自然歴史案内人会 84歳の新人誕生、元女将・高橋たかさん

伊東版 2019年05月10日

案内人の制服を着てほほ笑む高橋さん=渚町の伊東観光番
案内人の制服を着てほほ笑む高橋さん=渚町の伊東観光番

 ■「伊東の良さ伝えたい」 12日の「湯めまちウオーク」でデビュー

 伊東自然歴史案内人会に新人最高齢の84歳の案内人が誕生した。宇佐美部会に籍を置く高橋たかさん。12日に行われるゆったり湯めまちウオークで案内人デビューする。「気候が良く、住みやすく、温泉もある。自然も豊か。私は商売を辞めてもずっと伊東に住んでいたい。伊東の良さを案内人として多くの人に伝えていきたい」と語る。

 高橋さんは、松原の旅館・バウムホール若竹の女将(おかみ)を60年間務めた。「80年住んでいるけど伊東のことは何も知らないので、少し勉強しないといけないと思った」と案内人を目指した理由を話す。市の養成講座で約1年間学び、認定試験に合格するとガイドになれる。第1回講座に参加したが、当時は仕事もあり挫折。その後もう一度受講したが、また挫折。「仕事を終えて暇になった」という2018年。3回目の挑戦で見事認定試験に合格、4月に案内人としての活動が本格的に始まった。「先輩たちに支えられて楽しく無事に講座を終えられた。大変なのはこれから」と力を込める。

 デビューとなる12日の湯めまちウオークは「宇佐美の御嶽さんと中ノ沢石丁場」と題し、初津の山などを巡る健脚向きの約8キロのコース。「心配がいっぱい。やっていけるか、体力的な問題、脳の力…。でも先輩たちが自分が楽しまなきゃだめだよと教えてくれた」と前を見据える。山岳部だった学生時代の経験を生かし、7日のコース下見では見事に歩き切った。宇佐美部会の先輩案内人たちは「みんなの気付かないところに視点が行く。女将経験もあって話も上手。案内人に向いていると思う。個性を生かした案内人になってほしい」とエールを送る。

 湯めまちウオークは宇佐美駅に午前9時に集合。軽登山ができる服装で弁当、水筒を持参する。参加費は500円。事前申し込み不要。

 【写説】案内人の制服を着てほほ笑む高橋さん=伊東市渚町の伊東観光番

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