伊豆来訪車のナンバー調査 関東の割合“北高南低”

伊東版 2019年05月07日

 ■道路整備の効果顕著 観光交流客 田方地区、4年で3割増

 県は、伊豆半島内6地点で車籍(ナンバープレート)調査を実施した。その結果、関東からの車両は伊豆北部で約4割、伊豆南部で約2割▽函南町塚本では、関東からの車両、特に北関東の車両が増加している―と分析し「伊豆南部への効果の波及には道路整備が必要」と強調する。

 調査は、昨年8月11日(お盆休みの土曜日)と、今年2月23日(河津桜まつり最盛期の土曜日)にそれぞれ午前7時から12時間、熱海市泉(神奈川県境)、函南町塚本、伊豆市下船原、伊東市八幡野、松崎町江奈、下田市一丁目のいずれも国道で実施した。

 この結果、関東の車両の割合を伊豆北部(田方地区)と伊豆南部(賀茂地区)で比較すると、北部の函南町では南関東32%、北関東7%、伊豆市では南関東29%、北関東7%といずれも約4割に及んだ。一方、南部の松崎町では南関東12%、北関東4%、下田市では南関東18%、北関東4%でいずれも約2割にとどまった。

 東海岸の調査地点を比べると、熱海市では南関東71%、北関東9%、伊東市では南関東38%、北関東7%で南下するほど関東の割合が低い。

 函南町塚本では、2016年から毎年8月のお盆休みに調査を続けている。16年と18年を比べると、北関東の車両が675台から約1・8倍の1197台に、南関東の車両が3408台から約1・2倍の4256台に増加している。

 田方地区に限定し、北関東の車両数と観光交流客数を比較すると、17年8月1カ月の調査でいずれも前年の1・1倍に増加しており、相関性が高いことが分かった。

 また、田方地区の観光交流客数は、13年から17年までの4年間で、年間598万人から784万人と約3割増加した。13年2月に開通した伊豆縦貫自動車道・東駿河湾環状道路と、同時期に整備が進み北関東からのアクセスが向上した圏央道の効果が顕著だ。

 こうした結果を踏まえ、県は「伊豆南部へ道路整備効果を波及させるためには、伊豆縦貫道の全線開通と肋骨道路の整備が不可欠」としている。

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