池で保護された野犬「幸」 幸せな“第二の犬生”―伊東 

伊東版 2019年03月12日

小川家にすっかり溶け込んだ雑種の「幸」と小川さん=八幡野
小川家にすっかり溶け込んだ雑種の「幸」と小川さん=八幡野

 ■八幡野・小川さん家族に溶け込む 愛猫とも仲良し

 伊東市八幡野、造園業小川元気さん(37)が一昨年6月に引き取った雌の雑種犬「幸(こう)」は、家族にすっかり溶け込み、元気に暮らしている。時折、飼い主を探す行動をするものの、近所の人たちからも愛され、名前通り幸せな“第二の犬生”を送っている。

 「幸」は手作りの小屋にすみ、暑さ対策として小屋の上には屋根も取り付けてある。小川さんによると、午前は妻の亜由里さん(37)、夕方は小川さんが散歩をさせるが、リードを離しても名前を呼べば戻り、すれ違う犬とのコミュニケーションも取れる。引き取り時から体重も5キロほど増えたという。

飼い主探す行動も

 「走っている姿がすごくきれい。鹿以外にはほえず、おとなしい」。小川さんはこう語る。愛猫「あめ」とも仲が良く、近所の人にも人気で、声を掛けるなどしていくという。一方で、飼い主を探しているとみられる行動をまだ取るようで「男性とすれ違うと、必ず匂いをかぎにいきますね」と小川さんは話す。

 「幸」は一昨年、首輪のない犬として池の通学路周辺に居着き、児童や保護者から不安の声が上がっていた。ペット同伴専門の宿「あさりのお宿」のオーナー、鹿田昌男さんが餌付けをして捕獲した後、小川さんが引き取った。名前は家族会議で決まった。

 小川さんは今年2月下旬、大けがをした雑種の中型犬(雌)も引き取っている。自営業の西塚良恵(八幡野)さんと見つけ、血だらけの状態で桜並木どうぶつ病院へと運んだ。1週間にわたる治療の後、小川さんが引き取った。費用は小川さん、西塚さん、病院の3者で負担したという。西塚さんは「私も犬を飼っている。小川さんが引き取ってくれると言ったので、できることをしたいと思った」と話した。

 【写説】小川家にすっかり溶け込んだ雑種の「幸」と小川さん=伊東市八幡野

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