17日に延期、大室山山焼き保存会が神事―伊東

伊東版 2019年02月12日

大室山を背景に山焼き点火セレモニーを行う高橋会長(左)ら代表者=大室山登山リフト第2駐車場
大室山を背景に山焼き点火セレモニーを行う高橋会長(左)ら代表者=大室山登山リフト第2駐車場

 ■「炎の舞見に来て」

 伊東市の大室山山焼保存会(会長=高橋義典・池区長)は10日、降雨による悪条件のため予定していた大室山の山焼きを延期し、大室山登山リフト第2駐車場で式典・神事のみを行った。会員と市、市議会、観光関係者ら約70人が参列し、大室山や伊東の観光発展などを祈願した。山焼きは1週間順延し17日に行う。噴火口の中を焼く「お鉢焼き」は午前9時半、全山焼きは正午に点火する。

 神事では出席者が順次、玉串を祭壇にささげた。点火セレモニーでは、代表者が一斉にカヤにたいまつで火を付けると、勢いよく燃え上がった。

 1月に現職に就いた高橋会長は、700年の伝統があるとされる山焼きの意義や歴史について説明。「伊東に春を告げる“炎の舞”をぜひ来週、見に来てほしい」とアピールした。小野達也市長、井戸清司市議会議長、中田次城県議らも祝辞を述べた。

 大室山の山焼きは、池区が山の保全と良質なカヤを採取するために始めたといわれる。現在は、観光地伊東の春の風物詩として知られる。

 【写説】大室山を背景に山焼き点火セレモニーを行う高橋会長(左)ら代表者=伊東市の大室山登山リフト第2駐車場

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