「列車内に毒物」 化学テロ対応合同訓練―伊豆急、県警など

伊東版 2018年12月06日

倒れ込んだ乗客を救助する救急隊員たち=伊豆急伊豆高原駅
倒れ込んだ乗客を救助する救急隊員たち=伊豆急伊豆高原駅

 伊豆急行(小林秀樹社長)と伊東署(井出清市署長)県警機動隊は5日、駿東伊豆消防本部の協力を得て伊東市八幡野の伊豆高原駅で鉄道テロ対策合同訓練を実施した。約120人が参加し、鉄道での化学テロ対処法を確認した。

 城ケ崎海岸駅から伊豆高原駅に向かう列車内で毒物の入ったペットボトルを不審者が落としていったという想定で行った。車掌は乗客がせき込んだり、倒れ込んだりした車内の状態を確認後、社内や警察へ報告し、乗客を誘導した。連絡後、本部が置かれ、警察、消防と連携しながら対応した。列車を伊豆高原駅に停車させた後、防護服を着た機動隊のテロ対策班が毒物をタンクに入れて処理し、救急隊が負傷した乗客を救助した。救助後は専用のテントで乗客の除染を行った。

 井出署長は「2020年の東京五輪・パラリンピックで自転車競技を伊豆市で開くため、鉄道の安全確保は課題。訓練を通じ、適切な対応ができるよう努めたい」、小林社長は「列車内では乗客の生命、財産をあずかっている。日頃から訓練し、安全安心を第一に考えたい」とそれぞれ話した。

 2年前は爆発物処理訓練を行った。化学物質の対応訓練は初めて。

 【写説】倒れ込んだ乗客を救助する救急隊員たち=伊豆急伊豆高原駅

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