「シナリオはドラマ撮る本」 内館牧子さん講演―伊東・野間幼

伊東版 2018年10月12日

ドラマ制作の裏側を語る内館さん=伊東市竹の内の野間自由幼稚園
ドラマ制作の裏側を語る内館さん=伊東市竹の内の野間自由幼稚園

 伊東市竹の内の野間自由幼稚園(吉久知延園長)は11日、脚本家の内館牧子さんを招き、講演会を開いた。内館さんは「テレビドラマが茶の間に届くまで」と題し、ドラマ制作の方法や裏側を語った。

 内館さんは1988年に脚本家デビューし、NHK連続テレビ小説「ひらり」大河ドラマ「毛利元就」などを手掛けた。小説でも「終わった人」が累計35万部を売り上げ、映画も公開されている。

 内館さんはドラマ制作にプロデューサー、ディレクター、デザイナーなどの役割があることを話し「どう撮るかはディレクターのセンス」などと裏側を明らかにした。夏目漱石の小説「坊っちゃん」をドラマ化したときにシナリオを一から作ったエピソードを語り「シナリオは撮るための本」と説明した。即興で作ったシナリオも披露し、会場を沸かせた。病院の職員から、「入院している子どもたちがロビーに集まって放送を楽しみにしている」という投書があり、視聴者からの手紙でドラマの脚本を変えた唯一の例も紹介した。

 内館さんは「大事なのは登場人物がどんな人物かきちんと作ること。キャラクターを決めておけばストーリーは面白く進む」と語った。

 講演会は毎年開いている。一般公開は初めて。

 【写説】ドラマ制作の裏側を語る内館さん=伊東市竹の内の野間自由幼稚園

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