杢太郎祭 医学・文学に大きな足跡、偉人たたえ献花―伊東 

伊東版 2018年10月09日

西小校歌を歌う伊東市少年少女合唱団の団員たち=ひぐらし会館
西小校歌を歌う伊東市少年少女合唱団の団員たち=ひぐらし会館

 ■少年少女合唱団 西小校歌を披露

 伊東市文化協会(佐々木誠会長)は7日、桜木町のひぐらし会館で第53回杢太郎祭(伊豆新聞本社後援)を開いた。多くの市民らが列席し、同市出身の医学者で文学、美術などの分野にも大きな足跡を残した木下杢太郎(本名・太田正雄、1885~1945年)を顕彰した。

 はじめに茶道連盟の高橋佳穂さんと華道連盟の鶯生紗彩さんが献灯、献茶、献花を行った。ステージの祭壇に、ろうそくとお茶、菊の花をささげた。伊東市少年少女合唱団が杢太郎作詞の「西小校歌」を歌った。その後、列席者一人一人が献花した。

 佐々木会長は「西小校歌は『額に汗、腕に力、意志強く、質実に』の後、『されどやさしく』と述べている。これからの時代は優しさが大切。杢太郎祭がそのことを考えるきっかけになることを願っている」と思いを語った。太田家から杢太郎の兄賢治郎の孫新吉さんが出席し、あいさつした。

 式典の後、郷土史家加藤清志さんが、記念講演を行った。加藤さんは「米惣(太田家の屋号)の女性について」と題して語った。

 杢太郎祭は命日の10月15日にちなんで毎年10月の第1日曜日に開かれている。

 【写説】西小校歌を歌う伊東市少年少女合唱団の団員たち=伊東市のひぐらし会館

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