はじめての家庭菜園=土づくりについて(文・JAあいら伊豆営農生活課 石坂誠)

伊東版 2018年10月04日

完熟堆肥と石灰肥料(左から)
完熟堆肥と石灰肥料(左から)

 野菜作りはまず土づくりから始まります。野菜を育てるためには、根が土の中に伸びて水分や養分を吸収できるような畑の土でなくてはなりません。その為には、(1)水はけと通気性が良い(2)保水性がある(3)酸度が適正(4)栄養分がバランスよく含まれている(5)病原菌や害虫が少ない、これらの条件をそろえる必要があります。土の中は、大きく分けると「土」「水」「空気」の3つに分けられます。野菜にとって良いとされる土はこれら3つがバランスよく混ざり合っていることを「団粒構造」と呼び、空気や水を適当に含むことができるため作物は育つことできます。耕すことで固まった土に空気が含まれ柔らかくなり、さらに堆肥や石灰を入れることで時間をかけてふかふかなベッドの様な畑へと改良していくことで良い野菜が作れるとされています。

 夏野菜を撤去し、次の作付けのための土作りを開始します。夏野菜の残渣は、果実や茎、根まで出来るだけ畑の外に持ち出し、ゴミ捨て穴に捨てるか焼却処分すると良いでしょう。残った野菜の葉や根ごとそのまま畑に混ぜてしまうと、翌年同じ病気や害虫が夏野菜に発生してしまうことがあります。

 元肥(1平方メートルあたり)

 完熟堆肥…約3キログラム(牛ふん堆肥・けいふん堆肥など動物性や植物性の堆肥)

 有機肥料…約250グラム(配合肥料や油粕など)

 石灰肥料…約150グラム(苦土石灰、カキガラ石灰など)

 前作の追肥を多く与えていると感じている方は有機肥料を少なめにするなど調整してください。石灰肥料と完熟堆肥(有機肥料)は同時に畑に入れず、石灰肥料を先に投入し耕うんしてから7日~10日後に完熟堆肥と有機肥料を投入しましょう。肥料を投入したら耕うんし、肥料を土に馴染ませるよう置いておきます。これらの作業は植え付けの1週間以上前に済ませておきましょう。

 家庭菜園で鉢やプランターで育てる方は、予め元肥や堆肥などが混ぜてある培養土を使うと便利です。根が深く広く張ること考え、深めで大型のプランターや鉢を使いましょう。

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