台風24号 伊豆各地で停電、倒木、交通網乱れ    

伊東版 2018年10月02日

暴風の被害を受け、看板がはがれたひもの店=湯川
暴風の被害を受け、看板がはがれたひもの店=湯川
熱海行きの代行バスを待ち、行列を作る人々=JR伊東駅
熱海行きの代行バスを待ち、行列を作る人々=JR伊東駅

 ■網代で最大瞬間風速33メートル 伊東市内の干物店看板はがれる

 非常に強い台風24号の影響で、30日夜から1日にかけて、伊豆各地は強風や大雨に見舞われた。台風の接近・通過に伴い、広範囲の停電や鉄道各線の運休、暴風による倒木、家屋の一部損壊などの被害が出た。けが人はなかった。

 静岡地方気象台によると、伊豆に最接近した1日午前1時ごろ、中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は21メートルだった。最大瞬間風速は午前2時56分に網代で33メートルを観測した。伊東市は、午後4時に避難準備・高齢者等避難開始を発令し、避難所を開設した。避難所には計62世帯・76人が避難した。

 湯川の魚吉ひもの店は、商店の看板が暴風で壁ごとはがされるなどの被害があった。従業員は朝から落ちたがれきの片付けに追われた。店主の原信行さんは「夜中に何回か物音がした。様子を確認したかったが、暴風で外に出るのは危険だと思い、雨風が収まった午前6時ごろ外に出てみると看板がはがれていた」と被害の状況を語った。

 ■JR伊東駅 代行バス乗り場に行列―伊豆急40本、伊東線17本運休 

 台風24号の接近により、伊豆急線、JR伊東線は30日夕方から全線で運転を見合わせた。伊豆急線は1日午前8時10分ごろ全線で運転を再開。JR伊東線は伊豆多賀駅構内の倒木の影響により1日午後0時50分ごろに全線で運転を再開した。伊豆急線は上下40本と約4500人、JR伊東線は上下17本が運休し、約6千人に影響があった。

 伊東駅では、運行再開を待つ人々が駅にあふれた。伊東駅−熱海駅間でバスによる代行輸送を行い、乗り場には多くの人が行列を作った。

 東京都から旅行で来たという30代男性は「インターネットで代行バスが運行していると知った。熱海駅発の午後1時の新幹線に間に合わせたい」と話し、市内の80代男性は「妻の病院の付き添いで来た。熱海の病院の予約があるので間に合わないと困る」と語った。

 【写説】暴風の被害を受け、看板がはがれたひもの店=伊東市湯川

 【写説】熱海行きの代行バスを待ち、行列を作る人々=JR伊東駅

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