川面に映る優しい光 按針祭「灯籠流し」―伊東市  

伊東版 2018年08月10日

優しい光を川面に映して流れる灯籠=松川(9日午後8時ごろ撮影)
優しい光を川面に映して流れる灯籠=松川(9日午後8時ごろ撮影)
力強いパフォーマンスで観客を魅了する伊東囃子保存会=なぎさ公園
力強いパフォーマンスで観客を魅了する伊東囃子保存会=なぎさ公園

 ■台風で1日延期 幻想的に1300個

 伊東市の第72回按針祭行事の一環として9日夜、伊東大川(松川)で「松川−海上灯籠流し」と、なぎさ公園で「太鼓合戦」が行われた。灯籠流しは、台風13号の影響で1日延期しての開催となった。色彩豊かな灯籠1300個が、幻想的な明かりを川面に映して流れ、市民、観光客を楽しませた。太鼓合戦は、市内外の8団体が勇壮な太鼓演奏を披露した。

 灯籠は赤、青、緑、黄、白の5色。午後7時半のスタートに合わせ、いでゆ橋付近などから流された。供養の言葉や先祖の戒名、「商売繁盛」「家内安全」といった願い事や「祝・按針祭」などとを書いた灯籠を手に続々と人が集まり、思いを込め手を離した。灯籠は優しい光を川面に映しながら、ゆらゆらと流れた。

 ■太鼓合戦、熱く 市内団体ら迫力演奏

 太鼓合戦で出演者は大きな身ぶりで迫力満点の音を響かせた。海を背景にし、来場者はさまざまな太鼓の音色や演出で伝統音楽を満喫した。

 市内の団体「伊東囃子保存会」で幕を開け、航空自衛隊浜松基地の「浜松龍武太鼓」が続き、熱海市の「豆州網代太鼓」などが演舞した。東日本大震災の復興のため、宮城県石巻市の「雄勝町伊達の黒船太鼓保存会」も出演した。

 【写説】優しい光を川面に映して流れる灯籠=松川(9日午後8時ごろ撮影)

 【写説】力強いパフォーマンスで観客を魅了する伊東囃子保存会=なぎさ公園

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