長卓で地元食材に舌鼓 川奈ホテルでイベント、有名シェフの9品

伊東版 2018年06月04日

地元食材をふんだんに使った料理を長卓で味わう参加者=川奈ホテル
地元食材をふんだんに使った料理を長卓で味わう参加者=川奈ホテル

 ■伊東市協力で初企画 市内外から65人

 伊東市の川奈ホテルは2日、西洋料理のフルコースを楽しむ格式高い宴会「ロング・テーブル・イベント」を、同ホテル中庭などで初開催した。市内外から集まった約65人が、地元食材をふんだんに生かし、有名シェフが作った巧みで斬新な料理に舌鼓みを打った。

 市と協力し、地域の観光振興を図ろうと初めて企画した。ホテルの中庭には、2列合わせて延長約30メートルの白いテーブルクロスを掛けた長卓が用意された。ゲストシェフとして招かれた東京都内のフランス料理店「オー・ギャマン・ド・トキオ」オーナーシェフ木下威征(たけまさ)さんが腕を振るった。

 料理はキンメダイ、伊勢エビ、鹿肉、釜揚げシラス、アワビといった地の食材を使った前菜、肉料理、デザートなど全9品が出された。「爆弾グレープフルーツ・肝バターソース」と銘打った料理は特に好評だった。中身をくり抜いたグレープフルーツを丸ごと揚げて器に使用。中に盛られたアワビや野菜の上から、アワビの肝入りバターソースを流し込んで仕上げた。参加者たちは、見た目の斬新さと味の繊細さに大喜びだった。

 フルコースを味わった小野達也市長は「今まで味わったことのない、どういう表現をしていいか分からないが、素晴らしい料理だった」と称賛。「豊かな時間を過ごせるこのイベントをこれからも続け、多くの人に楽しんでもらいたい」とあいさつした。木下さんは「伊東の素晴らしい食材と触れ合い、自分自身とても勉強になった。料理は『一食入魂』。この思いを続けていきたい」と話した。

 【写説】地元食材をふんだんに使った料理を長卓で味わう参加者=伊東市の川奈ホテル

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