メガソーラー「宅造法許可取り消しを」 伊東で反対集会

伊東版 2018年05月11日

満場の拍手を送り決議を採択する参加者=八幡野コミセン
満場の拍手を送り決議を採択する参加者=八幡野コミセン

 ■八幡野区など300人 決議採択、市へ提出

 伊東市八幡野で都内の事業者が進める大規模太陽光発電施設(メガソーラー)建設計画に反対する地元八幡野区(太田吉彦区長)と周辺自治会などは9日夜、八幡野コミュニティセンターで緊急反対集会を開いた。約300人が集まり、市が認めた宅地造成等規制法(宅造法)に基づく事業許可の取り消しを求める決議を採択し、翌10日には小野達也市長に決議文を提出した。

 太田区長は調査用道路の森林伐採面積や、造成面積の数値で誤ったデータを申請した業者への不信感をあらわにしながら「住民の生命財産を守るため、業者に対し、宅造法許可の取り消しを求める住民意見を市長に訴えたい」などとあいさつした。佐藤建治副区長が決議文を読み上げ、満場の拍手で採択された。

 決議文は、事業者の提出書類の数値に誤りがあることや、昨年10月に大きく計画変更された後も住民への十分な説明がないことなどから、事業者への信頼性が失われたことを強調。計画は到底容認できない―とし、市には宅造法に基づく許可の取り消し、県にも林地開発の不許可を要望した。

 市は事業者が提出した誤ったデータに関して調査を進め、対応を検討している。県森林審議会は4月下旬、県の事業者による誤ったデータへの再精査などの条件を付け林地開発を許可する“異例”の答申案を出している。県は市の調査結果に基づく意見書を踏まえ、最終判断を下す考え。

 決議文を受け取った小野市長は「皆さんの意見には同感し、重く受け止める」としながらも、宅造法許可の取り消しについては「ハードルが高い」と難色を示した。

 【写説】満場の拍手を送り決議を採択する参加者=伊東市の八幡野コミセン

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