狩野川で「ヤマセミ」発見 絶滅危惧種1B、伊豆半島で6年ぶり

伊東版 2017年12月05日

狩野川の水面近くを飛ぶヤマセミ。カワセミ科最大でハトほどの大きさがある=伊豆市内(11月25日、酒井洋平さん撮影)
狩野川の水面近くを飛ぶヤマセミ。カワセミ科最大でハトほどの大きさがある=伊豆市内(11月25日、酒井洋平さん撮影)

 ■2羽目撃も 野鳥愛好会「ペアに期待」

 伊豆野鳥愛好会(酒井洋平会長)のメンバーが、近年、伊豆から姿を消していたヤマセミ(雌1羽)を伊豆市内の狩野川で6年ぶりに確認した。1980年代には伊豆半島全域で見られたが、徐々に確認例が減り、2010年の伊東市池、11年の伊豆市本柿木を最後に姿を消していた。

 11月24日夕、伊豆の国市田京の同愛好会会員の初田恵さん(67)が伊豆市の狩野川で目撃。翌日昼前には最初に目撃した近くで酒井会長が写真撮影にも成功した。

 ヤマセミは県データブックで2010年には絶滅危惧種2類だったが、今年の見直しでオジロワシなどと同じ1Bにランクが上がった。ハトほどの大きさで、カワセミ科の中では国内で最大。渡り鳥ではなく留鳥という。

 酒井会長は「伊豆では当分見られないと諦め掛けていた矢先。近くでカワセミの写真を撮影していた人が2羽見たとの情報もある。雄ならペアの可能性もある」と期待を寄せ見守っている。

 【写説】狩野川の水面近くを飛ぶヤマセミ。カワセミ科最大でハトほどの大きさがある=伊豆市内(11月25日、酒井洋平さん撮影)

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