県立高再編 伊東3校“統合”へ―県教委が推進計画案

伊東版 2017年11月15日

 ■23年度めどに整備 意見募り来年1月正式決定

 県教育委員会は14日までに、県立高校の在り方を示す「ふじのくに魅力ある学校づくり推進計画(県立高校第3次長期計画)」案を策定した。計画案には、伊東市の伊東、伊東城ケ崎分校、伊東商業の3校、沼津市の沼津城北、沼津西の2校をそれぞれ1校に改編する内容が盛り込まれた。県教委は15日から、パブリックコメント(県民意見提出手続き)を開始する。

 計画案で県教委は、全日制課程の高校について「1学年6~8学級を適正規模とし、1学年4学級以下になる高校は将来を見据えた新構想校への改編(再編整備)を検討する」とした。伊東市の3校と沼津市の2校は、この内容に当てはまることから改編の対象になった。

 伊東市の3校は2023年度、沼津市の2校は27年度をめどにそれぞれ改編する。県教委によると、これまでの例では新構想校の開校の4年前に学校関係者や地域代表らと共に検討委員会を発足させ、学校の規模や学科、校名、制服などの協議を開始する。新構想校の設置場所は、検討委員会の発足までに決める。

 県教委高校教育課は伊東市の3校について「1学年の学級数は伊東4、城ケ崎分校1、伊東商業3で、部活動の選択なども限られてしまっている。通学できる範囲内に複数の選択肢があるにも関わらず、市内から沼津・三島地区の高校へ通学する生徒も多い」、沼津市の2校について「将来いずれも4学級以下になることが見込まれる。同市には生徒数の多い私立高が複数ある」などと現状と改編の必要性を説明した。

 計画案は10年後の28年度を見通して策定された。伊豆地区の5校のほか、金谷、横須賀、池新田も改編の対象に含まれた。これら8校以外の県立高は存続させた上で、教育内容の改善・充実を進める。県教委は計画案について12月5日まで意見募集を行い、来年1月下旬をめどに正式に決定する。

 ■県立伊東高・成田優校長 本校、伊東商業、城ケ崎分校とも特徴のある教育をしている。1市1校になることで伊東市とも連携して活性化につながるような学校を作りたい。卒業生や地域の人たちが新しい学校になって良かったと思える学校、中学生にとって魅力のある学校になってくれればいいと思う。

 ■県立伊東商業高・村山和彦校長 もっと遠い将来を想定していただけに、実施年度が早いことには驚いた。しかし、(この推進計画を)前向きに、未来志向に考えるしかない。優秀な人材を外に流出させることなく確保し、伊東をはじめとして、地域の活性化に貢献できる夢のある学校になることが望ましい。

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