改組新日展で入選 伊東の3作家、洋画と工芸美術

伊東版 2017年11月14日

石井さんの作品「夏・アトリエにて」
石井さんの作品「夏・アトリエにて」
竹川さんの作品「夏の空の下」
竹川さんの作品「夏の空の下」
仲村さんの作品「Serioso(セリオーソ)」
仲村さんの作品「Serioso(セリオーソ)」

 東京都港区の国立新美術館で開催されている「改組新第4回日展」(公益社団法人日展主催、文化庁、東京都後援)に伊東市から、第2科・洋画で石井康博さん(65)=十足、第4科・工芸美術で竹川欣秀さん(59)=富戸=と仲村渉さん(62)=十足=が入選した。

 19回目の入選となる石井さんは油絵「夏・アトリエにて」(100号)を描いた。楽器や花など実物を置いて見ながら描くことに重点を置き、立体感、質感を出した。床まで入れて奥行きにも気を使った。6月末ごろに描き始め、10月13日の審査までに完成させた。石井さんは「夏らしさを出した作品。入選が決まったときはほっとした」と振り返った。

 竹川さんの入選は7回目。銅板のレリーフで蓮池を表現した「夏の空の下」を制作した。端をぼかして、蓮池全体の広がりを表現した。原画を含め2カ月間で制作した。作品は多いときで1日当たり15、16時間ほど打ち込んだ。竹川さんは「花から池の広がりを想像してほしい」と来場を呼び掛けた。

 仲村さんは14回目の入選。さなぎのように形が変わっていく物をイメージした立体「セリオーソ」を完成させた。ベートーベン作曲の弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」を聞きながら制作していたことから名付けた。模型を見ながら自作の新しいハンマーで銅板をたたいて曲げ、緑青を塗って作り上げた。仲村さんは「作品を見て自由に考えてもらいたい」と話した。

 日展は1907年に始まった、国内最大級の展覧会で期間は12月10日まで。洋画では1832点、工芸美術では720点寄せられた。そのうち、洋画の入選数は516点、工芸美術は420点だった。ほかに、日本画、彫刻、書が2225点展示されている。

 【写説】石井さんの作品「夏・アトリエにて」

 【写説】竹川さんの作品「夏の空の下」

 【写説】仲村さんの作品「Serioso(セリオーソ)」

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