申請なく大規模森林伐採 東京の事業者、太陽光発電施設―伊東

伊東版 2017年11月11日

大規模な森林伐採の現場(アトリエ・ロッキー空撮事業部提供)=八幡野
大規模な森林伐採の現場(アトリエ・ロッキー空撮事業部提供)=八幡野

 ■県・市が現地調査へ

 伊東市八幡野の山林で、市や県に正式な届け出のないまま大規模な樹木の伐採と土地の造成が行われていたことが分かった。現地付近をドローン(無人航空機)で撮影していたアトリエ・ロッキー空撮事業部が発見した。現地は、県道中大見八幡野線の「池の郷橋」付近から西側500メートルほどの山中。

 経済産業省資源エネルギー庁が公表した「再生可能エネルギー発電事業の認定情報」に現地の開発事業者としてLAホールディングス(東京都)の名前が挙がっていることから、大規模太陽光発電施設の建設用地として整備されたとみられる。登記簿で、土地の所有者はSUNホールディングス(東京都)となっていた。

 市や県によると現在までに、事業者から宅地造成等規制法や森林法に基づく申請は出されていないという。市と県は今後、事業者立ち会いのもとで現地調査を行う予定。SUN社は電話取材に対し、「担当者が不在で分からない」と答えた。

 今回大規模な森林伐採が行われたのは、伊豆メガソーラーパーク合同会社(東京都)が八幡野地区で計画している大規模太陽光発電施設の建設予定地とは別の場所。

 ■14日に第2回規制検討委

 伊東市は14日、市役所で「大規模太陽光発電施設に関わる規制のあり方検討委員会」(委員長・佐野博之副市長)の第2回会合を開く。副市長と部課長ら18人が出席し、関連する法規や条例を踏まえた規制の方向性を検討する。

 【写説】大規模な森林伐採の現場(アトリエ・ロッキー空撮事業部提供)=八幡野

各地の最新の写真
伊東
高齢者交流拠点 湯川初の「居場所」開設―伊東市社協など
下田
潮かつお作り最盛期―西伊豆・田子
中伊豆
東海第一の庭園公開 紅葉、色づきは遅め―伊豆・修禅寺
熱海
初島の計画策定へ、委員7人委嘱 景観デザイン会議―熱海

最新写真特集