「どどんがどん」 尻相撲に歓声―伊東・音無神社

伊東版 2017年11月11日

たらいの上で尻をぶつけ合う参加者=音無神社
たらいの上で尻をぶつけ合う参加者=音無神社

 ■“奇祭”盛り上がる

 「伊東温泉尻つみ祭り」(玖須美氏子総代会主催、伊東市、伊東観光協会、玖須美区など後援)が10日夜、音無町の音無神社で開かれた。呼び物の尻相撲大会では、市民らが対戦し、土俵に見立てたたらいの上に乗り、尻を思い切り突き合わせた。

 子ども、大人、団体の3部門でトーナメント戦を繰り広げた。参加者は、対戦相手と背中を合わせ、直径約1メートルのたらいの上に立った。お囃子(はやし)に続く「どどんがどん」の合図で尻をぶつけ合った。一方が土俵の下へ突き落とされるたび、大きな歓声が上がった。伊東囃子保存会による太鼓演奏も奉納され、盛り上がった。

 同神社は、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祭神とし、毎年11月10日の夜、天下の奇才として知られる例祭を行っている。祭儀は社殿の灯火を消して暗闇の中で厳かに進行。参列者は隣の人の尻をつまみ、合図してお神酒の杯を回す。神事は江戸時代前期の1640年ごろから行われているという。

 【写説】たらいの上で尻をぶつけ合う参加者=音無神社

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