伊東子供お能教室 新たに“外国人交流枠”―生徒の国際感覚養成

伊東版 2017年11月03日

お能教室の練習風景を見学する外国人(右)ら=東松原町の東海館
お能教室の練習風景を見学する外国人(右)ら=東松原町の東海館

 ■文化財史蹟保存会 大人若干名募る

 NPO法人伊東市文化財史蹟保存会(堀口武彦理事長)は今月下旬に東松原町の伊東温泉観光・文化施設東海館で開講する「第16回伊東子供お能教室」(伊豆新聞本社など後援)の参加者を募集している。日本の古典芸能である能の魅力の再発見に努めようと、英語と日本語で会話ができる大人の外国人や帰国子女を対象にした「文化交流生」も新たに若干名募っている。

 交流生の募集は、外国人の視点から能についての感想、意見などを出してもらい、能を学ぶ子どもたちに英会話に触れながら国際感覚も養ってもらおうと企画した。

 1日夜には東海館で、前回教室で学んだ子どもたちが12日に同所で行われる「お座敷文化大学・文化祭」の発表に向けた練習を実施。清水町に住む英国出身の英語教師スティーブン・スミスさん、市内在住でマレーシアから来たという外国語講師エドナ・リーさんが見学に訪れた。2人は見学後「技術の高さに驚いた」「難しい動きをこなす姿が素晴らしかった」などと称賛した。

 教室は来年5月まで月2回、全12回の日程。集大成として伊東祐親まつりの「伊東温泉薪能」(5月)に出演し、稽古の成果を披露する。募集は30日まで。29日、開講式を兼ねた見学会を行う。

 小学1年~高校2年が対象で、講師は大倉三忠さん(囃子=はやし=方大倉流大鼓役、重要無形文化財総合指定保持者=人間国宝)と古室知也さん(シテ方観世流梅若研能会所属)。

 囃子と仕舞、両方の3コースがあり、稽古時間は囃子が午後5~7時、仕舞が6~8時。受講料は月額2千円(両コースのみ3千円)。募集人数は計30人。

 受講希望者は申込書に必要事項を記入し、ファクスか郵送で〒414−0038、伊東市広野4の4の19、大同工業内の同NPO事務局〈電・ファクス0557(36)7726〉へ。

 【写説】お能教室の練習風景を見学する外国人(右)ら=伊東市東松原町の東海館

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