のりのパリパリ食感 秘密は1800個の穴―伊東・上総屋商事

伊東版 2017年09月14日

製造ラインでフル稼働するノリの穴開け加工機=玖須美元和田の「上総屋商事」本社工場
製造ラインでフル稼働するノリの穴開け加工機=玖須美元和田の「上総屋商事」本社工場

 ■加工機導入 「高品質追求したい」

 海苔(のり)製造・販売の上総屋商事(本社・伊東市玖須美元和田、小柴富高社長)は、のりの歯切れが良くなる効果がある穴開け加工機を導入した。県内では他社に先駆け取り入れた機械で、同社工場内にある既存の製造ラインに組み込みフル稼働させている。

 小柴社長(66)と次男の幸高専務(32)が、2年ほど前から、取引業者への意見聴取、コンビニエンスストアのおにぎりや回転ずしチェーンなどで使われている穴の開いたのりを参考にした研究といった準備を進めてきた。機械は、大阪ののり加工機開発・販売業者に特注した。

 加工機は高さ1・1

メートル、幅0・9メートル、奥行き0・4メートル。縦21センチ、横19センチの板のり1枚に目に見えない小さな1800個前後の穴を瞬時に開けることができる。パリパリとした歯切れの良い食感が生まれるだけでなく、味付けノリではタレがしっかり染みこむなど、おいしさを引き出すメリットもあるという。

 同社は創業65年の老舗。2003年に静海町から現在の場所に本社と工場を移転した。現在、工場の製造ラインで1日に8万枚ののりを生産、商品化している。

 小柴社長は「色、つや、香り、つくり(形状)がのりの良さ。今後も、より品質の高い商品を追求していきたい」と力を込めた。幸高専務は「穴を開けた商品を出荷してからの評判は上々。工場内の衛生面の向上にも気を配りたい」と語った。

 【写説】製造ラインでフル稼働するノリの穴開け加工機=玖須美元和田の「上総屋商事」本社工場

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