アダムスゆかりの石届く 洗礼受けた教会の壁に使用―伊東按針会

伊東版 2017年09月05日

アダムスが洗礼を受けた聖メアリー・マグダレン教会の壁や屋根の石=伊東国際交流協会事務所
アダムスが洗礼を受けた聖メアリー・マグダレン教会の壁や屋根の石=伊東国際交流協会事務所

 ■英・メ市訪問伊東君託される 23日「生誕祭」で披露

 伊東市で日本初の洋式帆船を建造した英国人ウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)の顕彰活動に取り組む伊東按針会(杉本総一郎会長)にこのほど、アダムスが洗礼を受けた聖メアリー・マグダレン教会の壁や屋根に使われていた石が届けられた。同会は23日に渚町の按針メモリアルパークで開く第31回「三浦按針生誕祭」の中で、これらの石を列席者に披露することにしている。

 石は、伊東国際交流協会の「高校生交換プログラム」に参加し、姉妹都市の英国メドウェイ市を訪問した県立伊東高2年の伊東優哉君が持ち帰った。スーザン・ヘイドック前メドウェイ市長と共に教会を訪れ、改修工事で出た壁や屋根のかけら計3個を託された。3個の石の大きさは5~10センチ程度だった。

 伊東按針会によると、英国ジリンガム市(現メドウェイ市)に生まれたアダムスは1564年9月24日、同教会で洗礼を受けた。同教会は英国を代表する教会の一つで、900年以上の歴史を持つ。

 保全のため30年ほど前に行われた同教会の大規模な改修工事の際には、伊東市でも募金活動が行われた。海外の姉妹都市の友情に感謝した同教会から、その時も外壁に使われていた石が贈られた。記念の石は現在、メモリアルパークの「アダムス像」の台座に納められている。

 伊東按針会は「新たに届いた三つの石が、伊東・メドウェイ両市交流の歴史や絆を伝える『友好の証し』になることを願っている」と期待している。石は生誕祭でお披露目した後、最終的にアダムス像の台座に納める予定だという。それまでの間は、伊東国際交流協会事務所で保管する。

 【写説】アダムスが洗礼を受けた聖メアリー・マグダレン教会の壁や屋根の石=伊東国際交流協会事務所

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