市長選、若年層の投票率向上 年齢別―伊東選管まとめ

伊東版 2017年09月05日

 ■前回を5~10ポイント上回る

 伊東市選挙管理委員会はこのほど、5月21日に行った市長選の「年齢階層別投票率」をまとめた。2013年の前回選に比べ、若年層の投票率が向上した。市選管は、若者を対象にした啓発事業が一定の効果を上げたのではないかとみている。

 階層別投票率は、市内24投票所の中から、市全体の投票率(53・92%)に近い投票所を抽出して分析した。今回は、投票率52・55%の第16投票所の「富戸コミュニティセンター」を選んだ。同投票所の当日有権者数は2859人だった。前回選は、第1投票所の「シニアプラザ湯川」が選ばれている。

 まとめによると、投票率は20~24歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳、40~44歳の各階層で、前回選を5~10ポイント程度上回った。市長選で今回初めて投票権を得た18、19歳の投票率は22・22%だった。

 ■50代以上、多くが下回る

 若年層の投票率が向上した一方で、50代以上は多くの階層で前回選を下回った。人口に占める割合の多い70代以上の投票率が落ち込んだため、市全体の投票率は前回選を1・14ポイント下回った。

 市選管事務局は「高校生を対象に投票を呼び掛ける『出前授業』実施や、新たに選挙権を得た人への啓発冊子送付などの取り組みを進めている。告示後に、比較的若い世代が多く来店する伊東ショッピングセンター・デュオで街頭啓発も実施した。それらが一定の効果を上げたのではないか」と推測した。

 その上で、6月の知事選の18、19歳の投票率の順位が県内43市町中32位と低かったことを示し、「若年層の投票率向上は、引き続き大きな課題の一つ。新有権者を含む若者の選挙に対する意識付けが進めば、全体の投票率向上につながる」との見方を示した。

 【図表】伊東市における年齢階層別投票率(市町選)

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