伊豆東海岸 マアジ増加「可能性低い」―県定置協総会 

伊東版 2017年05月20日

伊豆東海岸の定置網に入るマアジについて説明する鈴木さん(右)=伊東市観光会館
伊豆東海岸の定置網に入るマアジについて説明する鈴木さん(右)=伊東市観光会館

 ■鈴木さん講演 ブランド化促す

 県水産技術研究所伊豆分場技師の鈴木勇己さんは19日、伊東市観光会館で開かれた県定置漁業協会(日吉直人会長)の総会で講演し、相模湾の主要魚種の資源動向を説明した。水揚げ量が減少している伊豆東海岸のマアジについて「増加の可能性は低いとみている」との厳しい見通しを示した。

 鈴木さんは2000年ごろから、マアジの資源状況が下降傾向になっていると指摘。「資源量が少なかった1980年代の状態にまで落ち込んでいる」と説明した。伊豆近海で生まれるマアジの群れを有効に利用することが大事とし、“地付きアジ”としてのブランド化も促した。

 総会では2016年度事業報告・収支決算案、17年度事業計画案などを審議、承認した。伊豆地区定置網に入った魚の品質の評価と流通、太平洋クロマグロの資源状況と管理の方向性−についての講演も行われた。

 同協会は県内の定置網漁業者で組織する。

 【写説】伊豆東海岸の定置網に入るマアジについて説明する鈴木さん(右)=伊東市観光会館

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