ほぼ横一線 終盤へ 小野氏、佐藤氏―伊東市長選

伊東版 2017年05月18日

 ■市街地と周辺“鍵”

 新人同士が一騎打ちで争う伊東市長選は、元県議で水産加工販売会社社長の小野達也候補(54)=自民・公明推薦、宇佐美=と、出版・情報会社社長の佐藤裕候補(56)=竹の内=がほぼ横一線で終盤を迎えた。選挙運動も残り3日、今後の両陣営の運動量が当落を大きく左右する。市民の盛り上がりがいまひとつの中、投票率も影響してくるとみられ、最後まで予断を許さない状況が続く。

 商工、建設など多くの団体の推薦を受ける小野氏は、支援する市議11人や自民党、後援会関係者らがフル稼働し、市内全域で着実に票を積み上げる。県議3期の実績、幅広い人脈、行政を熟知した手腕のほか、ボトムアップによる市政運営なども訴え、主地盤の宇佐美地区で大きくリードする。

 佐藤氏は支持母体の伊東新時代のメンバー、選対事務局長・杉本一彦市議の後援会、共産党の2市議、同党市委員会の有志らが中心となって支援する。大手旅行会社の勤務経験を生かし、伊東温泉の宿泊客を必ず増やすなどと訴える。八幡野をはじめとした南部地域は優勢で、支持を広げている。

 川奈、吉田、荻、十足地区は小野氏がやや有利な状況で、市街地と周辺(湯川、松原、玖須美、新井、岡、鎌田)は両氏が激しく競り合っている。“当落の鍵を握る”とされる市街地と周辺で、どちらがより多く票を取り込むことができるかに注目が集まる。

 小野氏選対遊説隊長の井戸清司市議は「やることはやっている。支持者の反応も良い」と手応えを感じつつ、「最後まで緩めずに票の掘り起こしを進めていく」と引き締めを図る。佐藤氏選対事務局長の杉本市議は「やっと追い付いた。五分の戦いになっていると思う」と話し、「これからの残り期間が勝負。気を抜かずにやっていく」と語気を強める。

 ■市長選、きょうの遊説

 【小野達也氏】伊東駅前(午前8時~、街頭演説)−湯川6丁目小谷橋(9時半~、街頭演説)−あらいの湯(10時半~、街頭演説)−アートクレーン(11時45分~、街頭演説)−富戸払公園(午後1時~、街頭演説)−セブンイレブン伊東八幡野店(2時~、街頭演説)−八幡野・浜の稲林(2時半~、街頭演説)−ナガヤ荻店(4時15分~、街頭演説)−伊東自動車工業(5時40分~、街頭演説)

 【佐藤裕氏】伊東魚市場(午前8時半~、街頭演説)−松原(市街地)−伊東ふれあいセンター(9時半~、街頭演説)−松原(湯端町・丸山町)−岡(小川)−湯の花通り大黒屋前(11時~、街頭演説)−岡(本郷)−南町れもんの木付近(午後2時~、街頭演説)−岡(青葉台)−玖須美−−吉田−富士急別荘地−小室町−市役所前(5時~、街頭演説)−大原町−玖須美−新井−富士見

 ■市議補選 4候補が集票合戦

 市長選と同時執行の市議補選(欠員数2)は、ホテル役員の大川勝弘候補(35)=湯川=、かき氷販売業の犬飼このり候補(45)=末広町=、電気工事等会社社長の稲葉浩治候補(51)=岡=の新人3人と、元職で衣類販売店経営の荻野聡候補(41)=富戸=の無所属の4人が集票合戦を繰り広げている。

 自民推薦の大川氏は支持母体の伊東温泉旅館ホテル協同組合を中心に支持を広げ、犬飼氏は市長選立候補者の佐藤氏と連動して支援を呼び掛ける。民進が推薦する稲葉氏は党支持者、岡地区などで集票を図り、荻野氏は地元の富戸地区を中心に票固めに躍起だ。

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