交通事故、和解へ活用を 紛争処理センターが16年度実績

伊東版 2017年04月19日

 ■嘱託弁護士が被害者支援

 交通事故被害者と損害保険会社間の和解を仲介する公益財団法人「交通事故紛争処理センター」の静岡相談室はこのほど、2016年度の仲介実績を発表した。232件(人身事故164件、物損事故68件)を仲介し、195件(人身事故141件、物損事故54件)で示談が成立した。

 同センターは事故被害者のサポートを目的に1974年に設立された。静岡相談室は2015年に開設された。嘱託弁護士が自動車事故をめぐる損害賠償について、中立公正な立場で事故被害者と保険会社の間に入り和解案を提示する。

 同センターは損害保険会社からの寄付金を財源に運営されており、無料で利用できる。弁護士費用もかからない。静岡相談室の利用者は静岡、浜松両市の市民がほとんどだが、熱海市や伊豆市、下田市、南伊豆町に住む人の利用もあったという。

 同相談室の村瀬健一事務長は「保険会社の提示した賠償額に納得できなくても交渉に不慣れで諦めていた事故被害者は多いと思う。問題解決のため、積極的にセンターを活用してほしい」と呼び掛けている。

 静岡相談室の住所は静岡市葵区黒金町11の7、三井生命静岡駅前ビル4階。利用希望者は事前に電話で予約する。予約は平日の午前9時~午後5時に同相談室〈電054(255)5528〉へ。

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