山頭火題材の書100点 あすまでまつり、講演会も―伊東

伊東版 2017年04月15日

福田さん(右)の説明を聞きながら作品を鑑賞する来場者=和田湯会館
福田さん(右)の説明を聞きながら作品を鑑賞する来場者=和田湯会館

 伊東市竹の内の和田湯会館で14日、第10回「山頭火まつりと郷土の歴史を知る週間」(玖須美文化振興会主催)が開幕した。会期は16日までの3日間。書道展や講演会を通して、和田湯にゆかりの深い漂泊の俳人種田山頭火をしのび、郷土の歴史を学ぶ。

 書道展会場には、山頭火の作品を題材にした書、約100点が展示された。福田墨水書道教室代表の福田美州さんが山頭火の句や詩、日記などを題材にした書を出品した。句集の写真をコピーして句を添えた作品や巻紙にしたためた作品などが注目を集めた。教室で学ぶ中高生の作品も並んだ。

 講演会は16日午後1時から、同会館で開かれる。郷土史研究家で同区副議長の篠原憲さんが「絵はがき(映像)にみる玖須美の歴史」、下田市の上原仏教美術館主任学芸員の田島整さんが「伊東の仏教美術(玖須美の仏像)」をテーマに語る。

 山頭火は1936年4月17~19日に同市を訪れた。玖須美温泉に泊まり、和田湯にも足を運んだ。滞在中に「はるばると来て伊豆の山なみ夕焼くる」など十数句を詠んだ。同区は2008年、同会館前に句碑を建立し、「山頭火まつり…」を創設した。

 【写説】福田さん(右)の説明を聞きながら作品を鑑賞する来場者=和田湯会館

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