所蔵のシガーケース 英国元国王所有だった―伊東のミュージアム

伊東版 2017年04月12日

ジョージ5世のシガーケースを手に語る岩谷館長。左の写真は皇太子時代の昭和天皇(左)とジョージ5世=八幡野のアンティーク・ジュエリー・ミュージアム
ジョージ5世のシガーケースを手に語る岩谷館長。左の写真は皇太子時代の昭和天皇(左)とジョージ5世=八幡野のアンティーク・ジュエリー・ミュージアム

 ■鑑定結果受け専用コーナー

 伊東市八幡野のアンティーク・ジュエリー・ミュージアム(岩谷陽弘館長)の所蔵するシガーケースが、英国の元国王ジョージ5世が所有していた品だと分かった。同館によると、鑑定を依頼した英国の専門家が「間違いない」と断定した。

 ジョージ5世(1865~1936年)は10~36年まで25年間在位した。現在のエリザベス女王は孫にあたる。昭和天皇は皇太子時代の21年に英国を訪れてジョージ5世から温かいもてなしを受け、その時のことを生涯忘れないと繰り返し話されていたという。

 シガレットケースは銀製で、縦9センチ、横6センチ、厚さ2センチほどの大きさ。表面にジョージ5世の紋章「白バラ」の七宝焼があしらわれている。1897年のビクトリア女王即位60周年を記念して王室御用達の作家2人の手により制作された。

 岩谷館長は「少しの隙間もないちょうつがいの細工など、素晴らしい技術を随所に見ることができる。貴重な品であると同時に名工の手による素晴らしい美術工芸品でもある」と話す。

 鑑定結果を受けて同館はこのほど、入館してすぐの目立つ場所に「英国国王のシガーケース」の専用コーナーを開設した。20年以上前にコレクターから譲り受けた品だが、これまでは由緒が明らかでなかったため、他の品と一緒にひっそりと展示していたという。

 【写説】ジョージ5世のシガーケースを手に語る岩谷館長。左の写真は皇太子時代の昭和天皇(左)とジョージ5世=八幡野のアンティーク・ジュエリー・ミュージアム

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