いとう漁協、16年度3000万円赤字 主力の定置網不漁響く 

伊東版 2017年03月18日

 いとう漁協(高田充朗組合長)は17日、伊東市観光会館別館で通常総代会を開き、2016年度(1月1日~12月31日)の事業報告書、17年度の事業計画の設定などを審議、承認した。海水温の上昇をはじめとした自然的な要因などで厳しい年となり、伊東魚市場の水揚げの約5割を占める定置漁業の不漁も響き、事業損失は2500万円、経常損失は3100万円、企業の純利益に当たる当期剰余金は3千万円の赤字だった。昨年の不漁により、漁業共済から8800万円ほどを繰り入れるという。

 事業報告によると、伊東魚市場全体の取扱高は数量で4592トン(前年比132トン減)、金額で11億3500万円(1億7600万円減)。網代荷さばき所は数量で1007トン(307トン減)、金額で1億3700万円(3千万円減)だった。17年度事業計画書では、漁家所得の向上、販路の見直し、6次産業化などの漁村の活性化推進に取り組む。伊豆・いとう地魚王国で魚食普及、地産地消も目指す。

 あいさつで高田組合長は「過去にない厳しい年だった」と昨年を振り返った。魚市場改修にも言及し「半世紀に一度の大改修工事。市場を開設しながらの改修になるが協力してほしい」と呼び掛けた。八幡野地区で計画されている大規模な太陽光発電施設にも触れ「海への影響を懸念している」と述べた。

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