明治末期の日本家屋でいただく“抹茶白玉あずき” <茶庵 芙蓉>【伊豆市】

2015年10月20日

茶庵 芙蓉

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茶庵 芙蓉

 修禅寺周辺のにぎわいから、少し離れた小高い場所にある「茶庵 芙蓉」。明治末期に建てられた築100年以上の日本家屋の趣が、心地良い風となって私たちを迎え入れてくれる。

 銅鐸(どうたく)をたたいて暖簾(のれん)をくぐり、野花や書画が飾られた廊下を抜けると、畳敷きに3つほどのテーブルと、縁側に咲く芙蓉の花が美しい。

 自家製梅ジュースや汁粉など、数種の甘味があり、抹茶アイスは京都から取り寄せ、抹茶は宇治のものを使うなど、素材にもこだわりを見せる。白玉あずきは、北海道産の小豆を炊いて作り、ふっくらと食感豊かな甘さと、注文が入ってから作るモチモチとした弾力の白玉だんごがやみつきになり、添えられた香川県小豆島産の塩昆布が、よりおいしさを際立たせる。

 店主・遠上(えんじょう)直美さんの義父母が、茶と生け花を教えていた場所に2001(平成13)年、茶屋をオープンしたのは、この建物や器を使うことで、人も建物も元気に残していきたいと思ったからだそう。

 店名の「芙蓉」は、義父の御花名から付けたもの。茶室だった部屋を個室に、暖かい日は庭席でも楽しめるよう、大切に手入れをしてきた。遠上さんに、これまでに印象深かったことを聞いてみると「何度も訪れてくれる方がいたり、ゆっくりと寛いでくださるとうれしいですね」と、穏やかな笑顔で話してくれた。

 周辺には源範頼の墓、竹林の小径、赤蛙公園などがあり、紅葉の季節もさることながら、心穏やかに過ごしたいひとときに、きっと思い出す憩いの場所。(T)

◆営業時間/午前10時~午後4時(夏季4時半まで)

◆定休日/不定休

◆駐車場/1台

◆静岡県伊豆市修善寺1082

◆電話番号/0558−72−0135

◆座席/14席・テラス4席

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