そろいのTシャツが友情の証!中学の同級生稲作チーム、ますます奮闘中♪今年は豊作だ~<米米セブン>【下田市】

2014年09月25日

そろいのTシャツで3回目の収穫を喜ぶ米米セブンメンバー

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そろいのTシャツで3回目の収穫を喜ぶ米米セブンメンバー

 下田市吉佐美の田んぼで、「田」と大きく書かれたそろいのTシャツを着て、稲刈りをするひときわ目立つ集団。彼らの名前は「米米(こめこめ)セブン」。昭和26、27年生まれの中学の同級生7人組(代表:土屋市次郎さん、チームリーダー:岸山隆志さん、坂部鉄男さん、相馬俊雄さん、中西信二さん、沢村孝一さん、松本倉二さん)。

 そもそも、自営業、会社勤めなどまったく稲作とは無縁だった彼らが、稲作を始めたのは還暦を過ぎた2012年5月のこと。土屋代表の所有している田んぼ2カ所、計30アールの借り手がいなくなったことを聞いた仲間たちが「それじゃあ、田んぼをやろう」と意気投合。田んぼの準備もそこそこにそろいのTシャツを作り、米米セブンが誕生した。

 始めてみると、4月の床土作り、田起こしから、5月の種まき、6月の田植え、夏場の水やりなど、想像以上の作業が彼らを待っていた。それぞれ仕事を持っているため、作業は主に日曜日のみ。必然的に近くに住むメンバーが、朝晩の水の管理をするなど、役割分担が決まっていったという。

 チームリーダーの岸山さんは「定年退職組。家が近いので、水やりはほとんど自分が担当している。おかげで健康になった」と話し、紙店を経営する沢村さんは「以前は、3~4人で集まることはあったが、7人で集まることはなかった。稲作を始めて、7人の仲間意識が強まった」と話す。

 今年の下田の夏は雨が少なく、日照り続きで、川からポンプで3日間かけて水揚げするなど、とても苦労したという。雑草刈りの際、田んぼにはまり、動けなくなって尻もちをついたり、こけたりするなど、夜の飲み会の話題には事欠かないおもしろエピソードがめじろ押しで、そこに学生時代の思い出話も加わり、稲刈りの作業中も、笑い声が絶えずとても楽しそう。

 豊作だという今年の収穫は、昨年を上回る2500キロ。それもこれも、「先生」と呼ぶ数人のアドバイザーをはじめ、機械提供をしてくれた人など、いろいろな人の協力のおかげ。3年目を迎え、田んぼの周りに、イノシシ除けの電柵を作るなど、ますます本格的になってきた。

 土屋代表は「稲作を通じて、新たな友情が芽生えた。定期的に会うようになり、飲み会の回数も増えた。地元で深めた友情を大切にしたい」と話す。

 還暦過ぎの素人稲作チーム「米米セブン」。同級生パワー全開の彼ら。「もう、素人なんて言わせない」・・・そんな言葉がメンバーの口から出るのも、近い予感。(M)

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