海の彩(26)=「青い海の星」(写真と文・伊藤勝敏・海中カメラマン・伊東市八幡野在住)

2019年04月16日

 それぞれの水槽の前に展示する魚名説明プレートを製作するため、能登島水族館を訪れていた時のこと。ヒトデ発生学の研究者の方が、学生たちに付近に生息するイトマキヒトデを100匹以上採集させて、発生卵を調べるために切り刻んでいるのを見て、びっくりしたことがある。自分の研究とはいえ、ヒトデにとっては迷惑千万。海の底で、

「この、ひとでなし」と叫んでいたことでしょう。

 しかし、生物学は何かを殺して、何かを発見するのだという。生物の命の心の問題に、ヒトデの青い輝きを重ね合わせるのでした。

撮影 石川県・能登島沿岸

 【写説】イトマキヒトデ

各地の最新の写真
伊東
「浴衣の街」アピール 伊東の実行委、1日からイベント
下田
地元小2年生稚アユを放流 下田・稲生沢川漁協
中伊豆
川で溺れた人“救助” 三島署、ゴムボート使い訓練
熱海
源頼朝の子、千鶴丸供養 延命地蔵尊で大祭―熱海・上多賀

最新写真特集