日本棋院伊豆支部2月度特選譜(上)

2019年03月04日

日本棋院伊豆支部2月度特選譜(上)
日本棋院伊豆支部2月度特選譜(上)

 ■白・米山則夫(伊豆の国市) 黒・日比谷洋(三島市・3子) 自戦記/日比谷洋

 最強の寒波が日本列島を包み込んだ真冬の日、隣の野球場では早朝より歓声の中、少年野球の熱戦が始まっている。

     ◇……………………◇

 ここ中伊豆交流センターには強者(つわもの)どもが三々五々吸い込まれていく。館内は非常に暖かく保たれており、中に入った途端しばれた気持ちがホッと和らぐ。それもそのはず、中伊豆の名湯「白岩の湯」が併設されており、地元の方、はたまた遠方から訪れる温泉通の方々が気軽に利用できるセンターである。

 俳句の吟行であるならば

「寒窓に眺むる野球と囲碁の会」

 会場に入った強者は時間になる前から早々に誰彼となく碁石を手に持ち小手調べを始める。見ていると超早碁である。周りの観戦者もワイワイと口を出し、試合開始前の貴重なくつろぎの時間である。全くの碁好きな強者である。

 今回は伊豆支部2月度月例会の対局の中から、米山則夫&日比谷洋の3子局を日比谷の自戦解説でお届けする。今月度はこの対局まで双方2勝2敗、最終局で勝利した方が勝ち越す。

 対局をご覧いただく。

 まず白の第1着手は目外しである。目外しは米山さん得意の戦法で度々相手を惑わす。白1から白9まで無難に進み坂田定石である。そこで黒10と三連星をしく。白11、13とケイマにカカり下辺黒14と三間バサミで応酬する。この黒14が攻防兼備の好手と昔言われていたが最近はとんと見掛けない。続いて白15の両掛かりであるが黒16から白22まで今流行の定石である。ただ、黒にも弱点があり白21上からの出切りで黒は分断される。黒は要石である黒4子が攻撃されることを心配し黒32と弱点を解消した。

 その後、白35から右辺で互いに一間トビ・ケイマトビの応酬で神経戦を展開することになった。

 【図版】第1譜(1~44)

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