熱海SPS囲碁クラブ特選譜(下)

2019年02月03日

 ■白・小原稔雄六段 黒・菊地裕四段 解説/太田次伸(2子・元伊豆本因坊)

 ・ヨセ合いの進行

 本日の起手は黒が左辺に70と打ったところからであり、白71に黒は72から74として、白75の出を許して打ったが、白71には73へ押さえ、白93のハネには70の一路上にノビで打ちたい。

 次に黒は左上に76、78を打ち、白が79の渡りにすると80と堅く戻す。

 左上での白91のハネには黒92のツギは大きな手で、90の一子を白に取らせるわけにはいかない。

 手順は進行して右上に黒の100は狭いヒラキヅメながら大きな一着で、続いての白は右辺の一団に、101から107までと囲う。

     ◇……………………◇

 中央への白109を打たれては右下隅へ黒は110の押さえは必要でしょう。

 先手を得た白は左下隅に向かい、111は眼形の確保と黒に地を与えない手で、黒の112に白113も好点です。

 両者のヨセ合いであるが、黒は右辺に116とコスミにすると白は普通に117と押さえたが、右上に123のところへ白は打ちたい。右辺の白は黒からトビ込まれる手を生ずるが、死活には関係がないので123にすれば、白からのハネが権利となるので少し大きいと思われる。

 右辺の白117の時に黒は右上に118と打つ、ここが好点で大きな手なのです。

 白の121のハネに黒はコウ材有利とみて、強く122と押さえて打って、勢いでフリカワリとなった。形勢は少し黒が優勢でしょう。

 参考図1のごとく、Aに白石があると、白1のハネから黒6までとなり、参考図2のごとく、白1のハネにすぐ黒2と押さえると、白は3から5として黒6のツギに白7の押さえから、9にカケツギで生きてしまいます。

 ゆえに譜での123のところが大きな手なのです。

 130手以下略としたが、強手小原六段に菊地四段が6目差で勝利となった。

 お知らせを1件。

 2月17日に熱海梅まつり大会をニューフジヤホテルを会場として開催しますので、棋友をお誘いの上ご参加下さるよう、ご案内申し上げます。

 【図版】第3譜(70~130)以下略 黒6目勝ち

 【図版】参考図2、1

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