熱海SPS囲碁クラブ特選譜(中)

2019年01月28日

第2譜(33~69)
第2譜(33~69)

 ■白・小原稔雄六段 黒・菊地裕四段 解説/太田次伸(2子・元伊豆本因坊)

 ・流石な白

 本局の両者は熱海囲碁協会の会長と理事さんです。

 小原協会長は囲碁を通して街の活性化を考えるなど、バイタリティーに富んだ人であり、かたや菊地さんもいろいろな協力に労を惜しまず、一つの言葉の表現を借りると、熱海囲碁界の「期待の星」です。

     ◇……………………◇

 さて、実戦は白の手番となり下辺に33とする。ここに打ちたいところであり、黒は34から36のタケフに打って堅く守り、下辺に黒40には白41ですが、そこでの黒42は打ち過ぎです。単にAのケイマ位でしょう。白45に石がきて白37からデギリが生じてしまった。

 左辺に先着した黒48は好手であり、白はBに出ると黒Cに打たれて、Dとするしかなく、下辺の一団に影響してくるので、白は左辺に低い手ながら49にする。流石は小原さん見習うべき対応である。そこで黒は前述の手段があるので下辺に50と守る。

 次に白は右辺に51としたが、ここでは一路右の63が本手です。

 手番の黒は中央に54として白の応手を見るに、白は55と辛抱する。このようなところが小原さんの強さであり、確かに黒から55に打たれては、白は形が崩れてしまいます。

 先手を得た黒は左辺に向かい、56、58を打てば白は57、59と渡るしかなくもほぼ活き形である。

 そこで局面を見ると、黒の手番であって、右辺へのヒラキ、上辺の白の構えに打ち込みも考えられ、その場所もEまたはFも考えられて手広い局面と言えます。

 次の着手を注目していたが、上辺に60とした。黒には作戦のヨミがあったのです。

 白は右上を堅く61と守る。

 そこで黒は右下に向かい62とキリを入れたのです。白は一路下に62の一子を取ると、黒は63のキリから、51の一路上にアタリをしてシチョーに取れるのです。黒60の手はそのシチョーをみた手であったのです。

 白は小考して63のツギから、右辺に69とヒラキを打つ大きな変化となった。69も好所なので悪くありません。

 【図版】第2譜(33~69)

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